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「岐阜県の信号機」の版間の差分

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2025年度までに車灯・歩灯共にLED化率100%を達成した(事故復旧分を除く)。以降は厚型LED灯器や状態の悪い薄型LED灯器を更新対象としている。
2025年度までに車灯・歩灯共にLED化率100%を達成した(事故復旧分を除く)。以降は厚型LED灯器や状態の悪い薄型LED灯器を更新対象としている。


2006(平成18)年度からは、特に[[信号電材]]製のLED式灯器が大量に導入されており、メーカの偏りは全国指折りと言われている。
2006(平成18)年度からは、特に[[信号電材]]製のLED式灯器が大量に導入されており、メーカの偏りは全国指折りと言われている。これは、単価契約で年一括導入するためである。


2010(平成22)年度からはショートフードが標準となった。
2006(平成18)年度からは歩灯のフードはショートフードが標準となった。また、2010(平成22)年度からは車灯のフードもショートフードが標準となった。


==== ・[[電球式|電球式灯器]] ====
==== ・[[電球式|電球式灯器]] ====
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現在残る[[赤一灯]]の灯器は踏切信号の一箇所のみ。その他は全て標識化された。背面板が設置される。
現在残る[[赤一灯]]の灯器は踏切信号の一箇所のみ。その他は全て標識化された。背面板が設置される。


[[四方向一灯点滅|四方向点滅灯器]]は、集約型([[サイコロ]]・個別設置)のほか独立型(側柱式)も設置されていた。独立型のうち一部の交差点では、黄色点滅側のみYYニ位式が設置されており、左右の透過は同時点滅していた。いずれも全て廃止済み。
[[四方向一灯点滅|四方向点滅灯器]]は、集約型([[サイコロ]]・個別設置)のほか独立型(側柱式)も設置されていた。独立型のうち一部の交差点では、黄色点滅側のみYYニ位式が設置されており、左右の灯火は同時点滅していた。いずれも全て廃止済み。


=== 設置方法 ===
=== 設置方法 ===
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==== ・軽車両用灯器 ====
==== ・軽車両用灯器 ====
半数以上の丁字路で軽車両用灯器が設置されていない。
半数以上の丁字路で軽車両用灯器が設置されていない。
=== 保守 ===
保守業者と年間契約を行っており、事故や故障時は速やかに対応が行われる。
==== ・ユニット換装 ====
車灯の異常の場合、中古または新品のユニットへの換装が一般的である。新品の場合はコイト電工製のユニットが用いられる場合が多い
歩灯の異常の場合、灯器によって対応が異なる。基本的にユニット換装での対応となるが、日本信号・京三製作所の厚型LED歩灯(日亜製ユニット搭載)は、現行品ユニットと形状が異なり隙間が生じるため、換装は行わず灯器ごと更新する。新品の場合はコイト電工製の灯器が用いられる場合が多い。


== 制御 ==
== 制御 ==

2026年6月1日 (月) 11:36時点における最新版

ここでは岐阜県の特徴・動向を示す。

灯器[編集]

種類[編集]

LED式灯器[編集]

2025年度までに車灯・歩灯共にLED化率100%を達成した(事故復旧分を除く)。以降は厚型LED灯器や状態の悪い薄型LED灯器を更新対象としている。

2006(平成18)年度からは、特に信号電材製のLED式灯器が大量に導入されており、メーカの偏りは全国指折りと言われている。これは、単価契約で年一括導入するためである。

2006(平成18)年度からは歩灯のフードはショートフードが標準となった。また、2010(平成22)年度からは車灯のフードもショートフードが標準となった。

電球式灯器[編集]

LED化以前から灯器更新に積極的であり、概ね20~30年で更新を行っていた。そのため、かなり前から角形灯器や初期丸形灯器は絶滅していたものと考えられている。

角型灯器~アルミ灯器では、京三製作所製の灯器が大量に導入されていた。アルミ灯器では京三製作所製と日本信号製がほぼ半々で導入されていた。

このことから、かなり昔から灯器メーカの偏りが大きい県であったことが分かる。

運用[編集]

・レンズ径の統一[編集]

低コスト灯器の導入以降、多くの地域でφ250とφ300の混在が見られるが、岐阜県では一つの交差点でのレンズ径は原則統一している。

電球式とφ300LED式の混在する交差点では、全てφ250に更新するか電球式のみφ300で置き換える。このときφ300は統一更新で撤去された中古を使用することが多い。

なお、レンズ径の統一は自転車用、縦型補助灯器、予告灯、軽車両用、事故復旧では行われないことがある。

・豪雪灯器[編集]

関ヶ原・高山エリアでは豪雪縦型設置が標準であった。フードは一部を除きベリーショートフードが使用されている。また、積雪対策として特殊なフード(三角形の尖った形)が装着された灯器も使用されていた。

2017(平成29)年度以降は、低コスト(フードレス)が標準となったことから、一部の事例を除き横型に統一された。

予告灯[編集]

Y一灯式の灯器が使用される。背面板付き標示は「予告」。一部交差点を除き非連動式で、常時閃光する。

変則配列[編集]

かつてはYYR、YY、AYR(矢印組込)等が存在したが、いずれも通常配列への更新・廃止された。

変則矢印[編集]

多治見市に一箇所のみ残存。それ以外は警察庁の指針に従った矢印設置が実施されている。

経過時間表示付き歩行者用灯器[編集]

岐阜県では歩車分離式(特に歩行者専用現示方式)の交差点では、ほとんどの場合経過時間表示付きの歩灯が採用される。

・「歩行者・自転車専用」灯器[編集]

歩行者・自転車専用の標示板が設置された歩灯は、警察庁の指針に基づき撤去が進められている。

・点滅灯器[編集]

現在残る赤一灯の灯器は踏切信号の一箇所のみ。その他は全て標識化された。背面板が設置される。

四方向点滅灯器は、集約型(サイコロ・個別設置)のほか独立型(側柱式)も設置されていた。独立型のうち一部の交差点では、黄色点滅側のみYYニ位式が設置されており、左右の灯火は同時点滅していた。いずれも全て廃止済み。

設置方法[編集]

岐阜設置[編集]

岐阜県では主灯器を交差点右奥に設置する方式が広く見られ、マニアはこれを岐阜設置と呼んでいる。右折車からの視認性等に優れる反面、混乱を招きやすいとされている。

・設置高[編集]

従来はG.Lから5600㎜以上の高さに横三位灯を設置していたが、低コスト灯器の視認性改善のため5100㎜に変更された。

・車灯(横三位):5100㎜以上(2023年度以前は5600㎜以上)

・車灯(横三位矢印付・縦三位豪雪・予告灯):5000㎜以上

・歩灯:2500㎜以上

・軽車両用灯器[編集]

半数以上の丁字路で軽車両用灯器が設置されていない。

保守[編集]

保守業者と年間契約を行っており、事故や故障時は速やかに対応が行われる。

・ユニット換装[編集]

車灯の異常の場合、中古または新品のユニットへの換装が一般的である。新品の場合はコイト電工製のユニットが用いられる場合が多い

歩灯の異常の場合、灯器によって対応が異なる。基本的にユニット換装での対応となるが、日本信号・京三製作所の厚型LED歩灯(日亜製ユニット搭載)は、現行品ユニットと形状が異なり隙間が生じるため、換装は行わず灯器ごと更新する。新品の場合はコイト電工製の灯器が用いられる場合が多い。

制御[編集]

共通[編集]

平均サイクル長が全国で2番目に長い。

標準的な全赤時間・黄時間は3秒(矢印後は2秒)である。

交通管制システム[編集]

住友電工システムソリューション製のシステムが導入(以前は京三製作所製)。

系統制御、集中制御の導入を積極的に行っており、アナログ回線終了に伴うディジタル回線化も進められている。現在使用されている通信システムは次の通り。

・電話回線…かつてから使用されていたが、サービス終了に伴い移行が進められている。

・光回線…2021年度から導入。回線箱の代わりにONUが使用される。制御機更新と同時に改修される場合に導入されることが多い。

・携帯回線…2025年度から導入。既に制御機がある程度新しい場合、回線箱はそのまま集約回線無線通信装置が導入されることが多い。

各種制御の導入状況[編集]

右折車両分離方式[編集]

幹線道路を中心に、積極的に導入されている。特に近年新設される幹線道路の交差点では高い確率で導入されている。

直進左折現示後の全赤現示時間は2秒である。

右左折車両分離方式[編集]

一部の交差点で導入されているが、数は少ない。交差側の右折矢印と同時に左折矢印を出す制御が一般的。

別出し方式[編集]

変形交差点や右折レーンがない十字路で採用される。標示板は「分離式」。

・時差式[編集]

基本的に警察庁の通達に従い、2017年度から順次青延長方式への移行、右折矢印への変更を行っている。ただし、交通に与える影響が多い場合は矢印式時差式制御を継続している。標示板は「時差式」(以前は「時差式信号」も少数設置)。

・歩車分離式(歩行者専用現示方式スクランブル方式[編集]

主に駅前や観光地(高山等)に導入されている。標示板は車灯のみに「歩車分離式」「歩車分離式(スクランブル式)」。指定時間のみ歩車分離するケースでも、標示板にその旨は記されない。

・歩車分離式(押ボタン式)[編集]

歩行者が特定の時間帯に集中する交差点に導入されている。標示板は車灯に「歩車分離式(押ボタン式)」、歩灯に「押ボタン式」(2017年度以降は廃止)。

押ボタン式(単路及び閃光)[編集]

幹線青現示方式、閃光方式の両方が用いられているが、単路においては青現示に移行する場合も見られる。閃光方式の交差点は単路となるよう改良されるか、定周期化されることが多く数を減らしている。

標示板は「押ボタン式」で歩灯のみに設置されていたが、2017年度以降は歩灯の標示板も廃止された。

・半感応・押ボタン式[編集]

以前は大部分の交差点に導入していたが、現在はコスト削減のため、ほとんどが定周期化されている。

標示板は「押ボタン式」で歩灯のみに設置されていたが、2017年度以降は歩灯も廃止。

・踏切連動式[編集]

岐阜県では踏切連動制御を行う場合、踏切器具箱と直接通信する方法を用いる。一部を除き踏切信号機が設置される。

・夜間点滅式[編集]

一部の小規模交差点を除いて廃止が進み、終日定周期制御化された。

周辺物[編集]

信号柱[編集]

近年は一本の信号柱に複数の灯器を設置する、借用柱を活用する等の減柱を進めている。

鋼管柱[編集]

標準的に採用されている。基本的に内線式で使用され、ケーブルの取り出し部は金属製のエントランスキャップが使用される。歩灯のみを設置する場合でもできるだけ太い鋼管柱を使用し、自立柱は使用しない傾向である。

根巻と柱の隙間をコーキングで埋める珍しい仕様である(一般的に溶接で接続)。広告禁止ステッカーが貼り付けられる。

コンクリート柱[編集]

現在は道路工事に伴う灯器設置、事故復旧等の限られた用途のみで新設される。

古いコンクリート柱は全数非破壊検査が実施され、鉄筋の破断が見らないか確認されている。結果に応じて赤色(早急に交換が必要)、黄色(近いうちに交換が必要)、青色(安全)のペイントが行われ、計画的に建替が実施される。広告禁止ステッカーが貼り付けられる。

複合柱[編集]

市街地の新設交差点では現在も新設されることがある。複合柱が採用された場合でも岐阜設置となることが多い。

デザイン柱[編集]

市街地においては現在も採用されることがある。

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端子箱[編集]

端子台の無いタイプ(箱のみ)が使用され、ツイストコネクタを用いて結線する。以前はアサヒ機工製が導入されていたが、近年は信号電材製がほとんどである。

電源箱架台[編集]

押ボタン式単路を除くすべての交差点で、災害対応型(発々コネクタ内蔵)の電源箱、架台が使用される。押ボタン式単路や車両感知器の電源には一般形の電源箱が採用される。いずれの電源箱も信号電材製がほとんどである。

回線箱ONU収納箱[編集]

集中制御で設置される。どちらも信号電材製がほとんどである。ONU収納箱では広告禁止ステッカーが貼り付けられることがある。

責任分界箱[編集]

踏切連動制御を行う場合、必ず設置される。

機器[編集]

機器は多くの場合ブレードフレキを用いて設置される。露出式の場合は金属管が使用される。

架台式の機器設置はデザイン設置等の一部に限られる。

・視覚障害者用付加装置(音響装置)[編集]

メロディー式は全廃され、全て擬音式となった。また、同時鳴きもほぼ全廃され、警交仕規第217号の同種・異種鳴き交わしが更新対象となっている。

地中線式や複雑な制御を行う交差点では個別音響装置も導入されている。

音響用押ボタン箱はほとんど設置されず、夜間は鳴動停止する地点がほとんどである。広告禁止ステッカーが貼り付けられる。

・視覚障害者用案内装置[編集]

現在導入が進められている。吊下式の場合はスピーカ内蔵型、側柱式では外付けとなる。

車両感知器[編集]

リコール用では多くの場合超音波式が使用される。細街路では超音波ドップラ式又は画像式も使用される。

交通量計測用では、超音波式又は遠赤外線式が使用される。以前はソーラー式の遠赤外線式と無線伝送装置の組み合わせが多用されていたが、近年はコスト削減のため超音波式が使用される場合が多い。

右折車両感応用、全感応用では超音波式、遠赤外線式又は画像式が使用される。

広告禁止ステッカーが貼り付けられる。

・無線伝送装置[編集]

通信コスト削減のため、車両感知器の情報や連動用に無線伝送装置が多用される。電波式、光学式のどちらも導入されている。

広告禁止ステッカーが貼り付けられる。

歩行者用押ボタン箱[編集]

「Ⅰ」形が採用される。試験設置を除き、タッチ式は採用されていない。古いものは減少傾向であるが、また厚箱も見られる。

歩行者用タッチ式スイッチは現時点で導入されていない。

設置高はG.Lから900㎜以上。案内標示板は「歩行者用押ボタン 信号が青になってから渡りましょう」。

高齢者等用押ボタン箱(交通弱者用押ボタン箱)[編集]

以前は歩灯に「弱者押ボタン式」の標示板を設置していた(現在は廃止)。また、横断用押ボタン箱と一体になったタイプも導入されている。

歩行者用タッチ式スイッチは現時点で導入されていない。

設置高はG.Lから900㎜以上。案内標示板は歩行者用と同型、ないし案内標示板は「高齢者用押ボタン 信号が青になってから渡りましょう」。

・軽車両用押ボタン箱[編集]

「Ⅰ」形が採用される。タッチ式は採用されていない。古いものは減少傾向であるが、また厚箱も見られる。

設置高はG.Lから1000㎜以上。案内標示板は「車両用(自転車を含む)押ボタン 信号が変わらないときは 下のボタンを押してください。」。

電源付加装置[編集]

近年はより安全性を高めるため、電源付加装置が整備されている場合も発電機対応の電源箱が設置される。

自動起動式発動発電機[編集]

大規模・主要交差点で設置。古いものはほぼ見られない。

電池式信号機電源付加装置[編集]

2010年度以降、少数導入されている。平成26年度低炭素価値向上に向けた二酸化炭素排出抑制対策事業費補助金により交付されたものもある。

ケーブル[編集]

カラータイプのケーブルが使用される。

2023年度ごろまで、SVVケーブル(非自己支持型)が使用され、吊線に巻き付ける施工方法であった。柱付近ではバインド線や紐でまとめる工法であり、これが外れるとケーブルが解けることがあった。

SVVケーブルの製造終了後、SVV-SSD(自己支持型)へと移行した。