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鋼管柱

提供:信号機Wiki

信号柱のうち材質が金属(鉄)製のもの。

概要

一般に鋼管柱、または英語(Steal Pole)のイニシャルからSPと呼ばれる。

交通信号機用としてかなり昔から使用されている。また、信号用に限らず電信柱や架線柱などにも広く使用されている。

構造

内部は空洞で筒状の金属管である。根元から先端まで同じ太さの形状が多い。

種類

コンクリート柱と異なり、長さ・太さ・通線方法・表面加工・固定方法など多様な種類のものが設置される。

建柱方式

・直管式(埋込式)鋼管柱

埋設したヒューム管(コンクリート製の土管)に差し込んで隙間を土砂・コンクリート等で埋めて建柱する。

クランク式鋼管柱

直管式鋼管柱のうち、地中埋設物・地盤等の影響で建柱位置の真下への埋設ができないときに用いられる。埋設部がクランクし

・ベース式鋼管柱

埋設した基礎にアンカーボルトを用いて建柱する。高架・橋梁等の埋設ができない場所で用いられる。埋設物が回避できるよう地中部が折れ曲がっている。

長さ・太さ

コンクリート柱同等の長さのものから、歩灯専用の細く短い柱まで様々な種類がある。また、長い鋼管柱の建柱が困難な場所では上下を分割できる分割式鋼管柱が用いられる。

固定方法

コンクリート柱と同様の埋設式と、アンカーボルトを用いるベース式が存在する。また、地中埋設物を避けて建柱するために埋設部が曲がったクランク式鋼管柱も存在する。

表面加工

現行品はほとんどの場合耐久性に優れた溶融亜鉛メッキ仕上げである。美装化が必要な場合は塗装も施される。

かつてはビニールで覆ったVC柱(若草ポール)なども存在した。

また、貼紙防止のため凹凸加工を施す地域もある。

点検口

大阪府などの一部の地域では点検口に鍵を設置している。

耐用年数

耐用年数(減価償却)は50年であり、コンクリート柱より8年長い。ただし、寿命は設置環境などに大きく左右される。

最低耐用年数は10年程度とされており、設置後21年で40%以上の倒壊リスクがあるとのデータも存在する[1]

犬の尿などにより腐食が進行する場合がある。

参考文献