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自動起動式発動発電機

提供:信号機Wiki

自動起動式発動発電機(じどうきどうしきはつどうはつでんき)とは、ディーゼル発電機を内蔵し停電時に自動的に信号機に電源供給を行う装置である。略語として自起発とも呼ばれる

概要

信号機は商用電源で稼働しているため、災害発生等に伴う停電が発生すると滅灯する。近年は発電機等の接続が可能な電源箱等を設置した交差点が増えているが、これは警察官等が手動で電源に接続する必要がある。

自動起動式発動発電機はその名の通り停電時に自動的に電源供給を行う装置である。交差点付近に据置型で設置し、停電すると自動的にエンジンを稼働させ信号機を稼働させる。

警交仕規

本装置は警交仕規で制定されていないが、各都道府県警察が独自で制定している場合がある。

  • 警管仕第7号 自動起動式発動発電機
  • 大警交仕規第670号 信号機電源付加装置(自動起動型)

仕様

ディーゼルエンジンを内蔵するため、筐体は大型である。コンクリート基礎にアンカーで固定する。

停電発生からエンジン始動し電力供給されるまでの時間は約1分である。電池式信号機電源付加装置と異なり、即時給電は不可能である。内部燃料(軽油)を用いた給電を24時間以上行うことができ、燃料の追加でそれ以上の稼働も可能である。

単価は約230万円と高額であり、設置スペースも必要であることから主要幹線道路等の交差点に設置される場合が多い[1]

更新基準は制御機等と同じく19年とされている。

停電非発生時も1日に1分程度点検のため稼働する。

参考文献

  1. 警察庁交通局交通規制課,災害に備えた道路交通環境の整備,平成27年6月15日,https://www.npa.go.jp/yosan/kaikei/yosankanshi_kourituka/27review/pdf/27-41sannkousiryo.pdf ,2025-02-28参照