信号灯器(しんごうとうき)とは、交通整理を行うために灯火を表示する装置である。灯体(とうたい)とも。

車両用交通信号灯器の写真
車両用交通信号灯器

種類

電球式LED式など、さまざまな信号灯器があるが、ここでは信号ファンの間で呼ばれている名称で分類する。交通信号機は、道路の交差点に設ける、青(緑)、黄色(黄みがかった橙?)、赤(シグナルレッド)の三つの色(三灯式)を用いる。

車両用灯器

「車灯」と略されることが多い。

歩行者用灯器

「歩灯」と略されることが多い。

特殊な信号灯器

灯体について

「灯器」と「灯体」を区別している都道府県も存在する(神奈川県など)が、詳細は不明。

愛知県の車両用交通信号機の変遷

交差点に設置される交通信号機は、電球式信号機の撤去の加速、LED化の加速に次々と進んでいる。電球からLEDへと生まれ変わっていく。警察庁による「信号機のLED化推進」の方針が定着している。

愛好家の間でも、電球式信号機がいつ撤去されてもおかしくないため、撮影には、撤去前、なるべく早めの時期、リアルタイムの目撃情報が不可欠である。

警察庁の統計に基づく、愛知県のみにおける、車両用限定交通信号機の変遷のLED化率は、%表示では、1年間で何%~何%までかは、

年\愛知県の車両用限定交通信号機 LED化率 1年間の加速率
2006年 7%~10% 3%
2007年 10%~14% 4%
2008年 14%~19% 5%
2009年 19%~23% 4%
2010年 23%~27% 4%
2011年 27%~30% 3%
2012年 30%~33% 3%
2013年 33%~36% 3%
2014年 36%~38% 2%
2015年 38%~40% 2%
2016年 40%~42% 2%
2017年 42%~44% 2%
2018年 44%~47% 3%
2019年 47%~50% 3%
2020年 50%~53% 3%
2021年 53%~57% 4%
2022年 57%~67% 10%
2023年 67%~78% 11%
2024年 78%~84% 6%
2025年 84%~88% 4%

LED化率は、LED化の推移ともいう。「何基のうち1基がLED信号機」となる。LED化は、LED化速度ともいう。1年間の加速率は、「前年比+□%」「前年比+□ポイント」「単年で前年比+%」「1年間の増加幅」ともいう。この表は、車両用限定のデータソースともいう。

愛知県の交通信号機は、電球撤去からのLED化は、優先順位をつけて、先に、交通量の多い所から行う。

愛知県の車両用限定交通信号機のLED化は、推計・実績、公式の確定値、推定値による。2007年〜2010年頃にかけて、1年間で約4%~5%のペースで進み、やや急速だった。2011年から、LED化が少し遅くなり、3%進み、2014年~2017年までにかけては、1年間で約2%程度で、急速ではなく、遅く進んでいた。愛知県は、2017年までは、全国的に見て、低い水準の自治体だった。

2017年度初日(2017年4月)を境に、低コストの超薄型・フラット型のLED信号機の製造が採用された。低コストの普及に伴い、愛知県では、2018年1月以降、低コストのLED化が徐々に加速し始める。2019年は、車両用LED化率が約50%と半数程度で、2基のうち1基がLED信号機だった。2021年以降、電球撤去からのLED化が、例を見ないほど急速に加速している。2022年~2024年末にかけて、約30ポイント近く上昇し、急ピッチでのLED更新が行われた。2023年以降、具体的な交差点事例は、交通量の少ない狭い交差点といった、更に細かい残存箇所でのLED化が急加速。

愛知県警察は、車両用信号機も含めて、「2027年末を持って100%LED化、公道上の電球式信号機は100%絶滅」を目指している。電球は、白熱電球など、交通信号機以外の用途、家庭用のものも含めて、2027年末を持って、製造中止になり、製造が禁止され、電球が世の中から絶滅する。

2026年には90%を超える勢いで進んでいる。

愛知県は、1994年に日本で初めてLED式信号機が設置され、当時は、樹脂丸型初期LED灯器で、3色灯器+右折矢印灯器が設置され、LED信号機発祥の地で、名古屋市内の「名古屋市役所」交差点に設置され、設置基数が全国トップクラスに多い。

今までの工事傾向から推測すると、灯器はアームとセットであり、灯体は信号灯器単体のことを表すと思われる。