低コスト歩灯
低コスト歩灯(ていこすとほとう)とは、平成29(2017)年より製造されている次世代の歩行者用信号灯器である。
| 低コスト歩灯 | |
|---|---|
|
| |
| 上位分類 | 低コスト灯器、薄型LED灯器 |
| 製造期間 | 2017年〜 |
| 採用地域 | 全国(一部を除く) |
| 残存数 | 多数 |
| メーカー | コイト電工、日本信号、京三製作所、信号電材、三協高分子 |
| 警交仕規 | 第1014号 |
概要[編集]
詳細は低コスト灯器に譲るが、平成29(2017)年より警交仕規第1014号の改版が行われ、低コスト灯器に関する仕様が追加された。その際に登場した歩行者用灯器を指し示す。ただし、一部の灯器を除いて薄型LED灯器世代のものと変化が見られないため、薄型LED灯器世代としてひとまとめにされることもある。
低コスト以降は経過時間表示の統一も行われ、点灯しない灯火側に8メモリで点灯する仕様となった。
各メーカーの特徴[編集]
コイト電工[編集]
コイト電工は、平成29(2017)年6月より拡散型(PVTL型)の製造を完了し、素子型(PVTK型)に移行した。そのため、現在製造・設置されているコイトの歩灯はすべて素子型となっている。平成30(2018)年6月ごろまではノーマルフードの設置が神奈川県などで見られたが、以降はノーマルフードを採用している都道府県は存在しない(ただし、東京都は誤認防止を兼ねて現在でもノーマルフードの設置を行うことがある。その場合信号電材のノーマルフードが採用される傾向に多い)。電材や京三と違いフード付が標準だが一部地域ではフードレスタイプの物も設置されている。
京三製作所[編集]
京三製作所は、2017年に信号電材ODMに移行したため基本見られないが、一部地域では、京三VSMと同時に京三PSK・PSM歩灯が設置され、それを京三低コスト歩灯という場合がある。[1]
日本信号[編集]
・ED1344(面拡散)[編集]
低コスト以降も薄型LED灯器世代とほぼ変化がない。全国的に多く設置されたモデルであり、面拡散である。東京都では設置されていない。
・ED1339(素子型 旧ユニット)[編集]
低コスト以降も薄型LED灯器世代とほぼ変化がない。兵庫県などの一部の地域のみで設置された。LED素子数は全色ともに105粒(2色で210粒)。
・ED1346(素子型 腕細)[編集]
令和5(2023)年ごろに、大阪府で設置が確認され、以降全国的に設置されている。LED素子数は全色ともに69粒(2色で138粒)。素子数が大幅に削減され、特に赤の人形の腕が一列でかなり細身に見えることから、腕細歩灯とも呼ばれる。
車灯については関西シグナルサービス、名古屋電機工業の銘板が見受けられるが、歩灯に関しては関西シグナルサービスしか見受けられない。また、フードレスタイプは存在しない。
信号電材[編集]
信号電材は、平成29(2017)年度からフードレスを標準とし、拡散型の製造を完了し素子型に移行した。その後、平成30(2018)年度からはフード取り付け用のねじ穴も廃止され、完全にフードレス限定仕様となった。ただし一部の都道府県では現在もショートフードを装着したものが設置されている。また、令和2年(2020)年度頃からは、灯火カバーの黒スモークが無くLED素子数が削減されたユニットを装着した個体が設置されている(経過時間標示付は更に前からスモークが無い)。それ以外の特徴は薄型LED灯器世代のものと近似している。京三製作所、星和電機、オムロンも同一の筐体を使用しており、特に京三製作所のものはPSMと呼ばれることがある。
また、経過時間表示用のLEDが1メモリあたり4個から2個に削減された。
三協高分子[編集]
三協高分子は、拡散型の製造を完了し、素子型に移行した。その他、目立った変化点は見受けられない。