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ストレートアーム

提供:信号機Wiki
神奈川県相模原市緑区に設置されているストレートアーム

ストレートアームとは、信号柱の接続部(アーム取付金具)から信号灯器の接続部までが、2本の一直線な形状になっているアームである。イワブチの正式名称。

概要[編集]

通常アームは下側のアームが折れ曲がる形状であったが、ストレートアームは上下共に直線である。

平成24(2012)年頃から、通常アームを置き換える形での設置が始まり、2025年2月15日現在、東京都・沖縄県を除いて全国の一般的なアームとして設置されている。

前述のとおり通常アームを置き換える形で設置が始まった経緯もあり、通常は薄型LED灯器以降の世代とセットになっていることが多いが、転用更新により電球式とセットになっているケースも存在する。また、必ずしも信号灯器の更新と一緒にアームを更新するとは限らないため、薄型LED灯器以降の灯器に通常アームやその他のアームがセットになっているケースも存在する。

東京都・沖縄県は一本アームを現在も採用し続けているため、直付け設置用のものや歩道橋設置用のもの、一部のアーケードなどから設置されているアームを除けば基本的にストレートアームは採用されていない。

なお、縦型灯器の設置に関しても、豪雪アームが順次ストレートアームにシフトしつつある。

長尺アームとの見分け方[編集]

近畿地方(特に滋賀県)などでは古くから直線状のアームが使用されていた。このアームは長尺アームと呼ばれ現行のストレートアームと同一ではない。アームの長が極端に長い、あるいはずらし設置などを行う際に使用された。

かなり形状が酷似しているが、長尺アームではアーム固定金具(柱側の金具)が上下のアームで異なるものが使用されている。一方でストレートアームでは上下共に同一形状のものが使用される。

ストレートアーム用金具[編集]

ストレートアームでは従来アームとは異なる金具が使用される。ただし、過渡期や移設、部分更新が行われた場合、旧規格のものと混在することがある。この手の金具はイワブチが製造している。

灯器取付金具[編集]

ストレートアーム用の灯器取付金具は、従来品より細長い形状となった。そのため、アームと灯器の距離が少し遠くなった。

アーム取付金具[編集]

上下のアームで同じ形状の金具を使用して固定する。鋼管柱用とコンクリート柱用のものがある。

揺れ止め金具[編集]

揺れ止め用のアームが角ばったものになった。

種類[編集]

各メーカーの灯器とセットで使用されるストレートアームの種類を示す。ただし、納入方法によっては純正でない組み合わせも設置される。なお、純正でなくても取り付けることは可能だが、ボルト貫通穴を使用できない場合がある。

日本信号用[編集]

柱側のアーム下部にアーム長のラベルが貼られているため、見分けやすい。

ボルト貫通穴[編集]

  • 低コスト以前:1250mm幅
  • ED1191用:1250mm幅・1014mm幅
  • ED1197用:1250mm幅・1050mm幅
  • ED1202・ED1221用:1050mm幅(・1014mm幅)

ED1191用のアームに他社製低コスト灯器を設置する場合、ボルト貫通穴を使用することができない。

先端ゴムキャップ[編集]

凹みがない平らな黒色ゴムキャップが使用されている。

製造メーカー[編集]

イワブチ製である可能性が高いと考えられている。

コイト電工・三協用[編集]

基本的な特徴は日本信号用と同様だが、アーム長ラベルは無い。

ボルト貫通穴[編集]

  • 低コスト以前:1250mm幅
  • 低コスト以降:1250mm幅・1050mm幅

先端ゴムキャップ[編集]

凹みがない平らな黒色ゴムキャップが使用されている。

製造メーカー[編集]

イワブチ製である可能性が高いと考えられている。

信号電材用[編集]

イワブチ製とは複数の相違点が確認できる。低コスト以降はφ300灯器用のボルト貫通穴が無い。

ボルト貫通穴[編集]

  • 低コスト以前:1250mm幅
  • 低コスト以降:1050mm幅

先端ゴムキャップ[編集]

凹みのある黒色ゴムキャップが使用されている。

製造メーカー[編集]

信号電材はアームを製造しているため、自社製造の可能性が高いと考えられている。