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一本アーム

提供:信号機Wiki
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一本アーム(いっぽんあーむ)とは、アームの数が1本で構成されているもの全般を指す名称である。「単腕アーム」とも言われる。

概要[編集 | ソースを編集]

一般的に、信号灯器を設置する際は細い二本のアーム(通常アーム、現在は特にストレートアーム)が使用されることがあるが、時期・場所・環境などによっては一本のアームで設置を行うケースがある。信号灯器は重く、細い一本アームでは耐えきれず落下の危険性があることから、一本アームの場合通常アームより太いアームで構成されていることが一般的である。

一本アームの種類[編集 | ソースを編集]

一本アームに限らず、多くのアームは固有の名称を持たないため、信号機ファンの間でも呼び方が複数分かれる。また、アームの分類に関しても統一的な指標がないため、当ページではあくまで一例として参考にしていただきたい。

一本アーム(細)[編集 | ソースを編集]

日信DX形灯器の単灯形や、古樹脂の短いアーム使われていた。通常アームの上側のみ(直径60mm)のアーム。

古樹脂一本アーム[編集 | ソースを編集]

古樹脂の一部に使われていたアーム。通常アームと似た形状だが、下側のアームが灯器背面の途中までしか無い。

太一本アーム[編集 | ソースを編集]

上記2つより新しく、東京都や沖縄県においては現在も設置され続けているアーム。通常アームと比較して太い。

その他の一本アーム[編集 | ソースを編集]

その他、限定的に設置された特徴的な一本アームの例を示す。

斜めアーム[編集 | ソースを編集]

東京都、石川県で見られたアーム。提灯アームとも。

東京アーム[編集 | ソースを編集]

途中で90度折れ曲がり、柱と平行に接続されている。東京都に多かったが、現在は減ってきている。

吊りだしアーム[編集 | ソースを編集]

信号灯器がアームと垂直に設置されるもの。直線状のものもあるが多くはアームが斜めになっており、その見た目からろくろ首とも言われる。(ページ名称は「ろくろ首」としている)。

吊り下げアーム[編集 | ソースを編集]

デザインポールと共に設置されることが多い。アームに金具を設置し、灯器を吊り下げるタイプ。

フランジアーム[編集 | ソースを編集]

吊り下げアームに似ているが、おもに美装化された場所に設置されることが多いもの。

4方向1灯点滅のアーム[編集 | ソースを編集]

太一本アームと同じかさらに太いアームを伸ばし、そこから四方向一灯点滅の4基を吊り下げているもの。UFO型信号機なども該当する。