「製造番号」の版間の差分

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=== 初期丸形灯器(後期)~[[鉄板灯器|鉄板丸形灯器]](昭和61年頃まで) ===
=== 初期丸形灯器(後期)~[[鉄板灯器|鉄板丸形灯器]](昭和61年頃まで) ===
このころから、'''アルファベット1文字+1~4桁の数字'''という製造番号に切り替わる。アルファベットは「M」「A」「P」の3種類があり、概ね昭和62(1988)年頃よりAが採用され、それ以前はMが採用されている。このアルファベットが何を指すのかは不明。なお、[[樹脂丸形灯器]]に関しては如何なる世代でも「P」が用いられている。
このころから、'''アルファベット1文字+1~4桁の数字'''という製造番号に切り替わる。アルファベットは「M」「A」「P」の3種類があり、概ね昭和62(1988)年頃よりAが採用され、それ以前はMが採用されている。このアルファベットが何を指すのかは不明。なお、[[樹脂丸型灯器]]に関しては如何なる世代でも「P」が用いられている。


数字は1から連番が振られていると思われるが、ある時を境にリセットされるため、複数の同一番号が存在するケースが多い。切り替えの時期は不明。
数字は1から連番が振られていると思われるが、ある時を境にリセットされるため、複数の同一番号が存在するケースが多い。切り替えの時期は不明。
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'''アルファベット1文字+(数字5桁orアルファベット1桁+数字4桁)'''で構成されていることが多い。日本信号と概ね似ているが、いくつかの違いがある。
'''アルファベット1文字+(数字5桁orアルファベット1桁+数字4桁)'''で構成されていることが多い。日本信号と概ね似ているが、いくつかの違いがある。


* 先頭のアルファベットは「T」「X」「Z」「B」が存在する。それぞれ、「関東工場」「大阪工場?」「関西?」「[[ODM]]など特注」となる。特にBに関してはコイト電工の灯器のODMとしてつけられることが多い。なお関東工場に統一されてからは基本的にTが使われているが、一灯点滅用の制御機等に関してはXのみしか存在しない場合などがあり、必ずしも関東だからTしか見られない、と言ったことはない。
* 先頭のアルファベットは「T」「X」「Z」「B」が存在する。それぞれ、「関東工場」「大阪工場?」「関西?」「[[ODM]]など特注」となる。特にBに関してはコイト電工の灯器のODMとしてつけられることが多い。なお関東工場に統一されてからは基本的にTが使われているが、[[一灯点滅]]用の制御機等に関してはXのみしか存在しない場合などがあり、必ずしも関東だからTしか見られない、と言ったことはない。
* 末尾の5桁は、車灯・歩灯・その他機器、並びに各工場で独立して採番されていると思われ、製造するたびに1を加算していると思われる。ごくまれに数字6桁になる時もあるが原則は5桁で、99999になると一周して00001に戻ると思われる。ただし、2巡目(平成中期)の99999に差し掛かった後はABC……とアルファベットを採用している。しかしそれも平成28(2016)年頃にZまで到達してしまっている。また飛んでいるアルファベットもあるかもしれず、詳細は不明。
* 末尾の5桁は、車灯・歩灯・その他機器、並びに各工場で独立して採番されていると思われ、製造するたびに1を加算していると思われる。ごくまれに数字6桁になる時もあるが原則は5桁で、99999になると一周して00001に戻ると思われる。ただし、2巡目(平成中期)の99999に差し掛かった後はABC……とアルファベットを採用している。しかしそれも平成28(2016)年頃にZまで到達してしまっている。また飛んでいるアルファベットもあるかもしれず、詳細は不明。
* なお、平成29(2017)年度より京三製作所は車灯・歩灯を信号電材からのODMに切り替えたため、以降の製造番号は信号電材と共通になっている。制御機等は引き続きT~が採用されているが、制御機に関してはアルファベットの採用は見られない。2025年1月の時点で90000番台に到達している。
* なお、平成29(2017)年度より京三製作所は車灯・歩灯を信号電材からのODMに切り替えたため、以降の製造番号は信号電材と共通になっている。制御機等は引き続きT~が採用されているが、制御機に関してはアルファベットの採用は見られない。2025年1月の時点で90000番台に到達している。