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欽ちゃん

提供:信号機Wiki
熊本県熊本市東区に設置されていた欽ちゃん(撤去済み)

欽ちゃんとは、信号電材株式会社が製造していた厚形アルミ歩灯のうち、人形の形が一般的なものと異なる歩行者用レンズを使用した初期モデルのこと。

概要

平成6年8月、信号電材株式会社が歩行者用灯器の製造を開始した直後の灯器で、試験的に設置されたものとみられる。熊本県や奈良県、鹿児島県などで確認されている。

公道上において独自の人形の形を用いた唯一の灯器で、特に青灯火の人形が角張っており長い足である点が大きく異なる。

タレントの萩本欽一氏の欽ちゃん走りに似ていることから、信号機ファンの間で「欽ちゃん」と呼ばれている。

別名として「足長おじさん」という呼び方も存在する。

世代

前期型の欽ちゃん(熊本県熊本市東区)

前期型(電材最初期歩灯)

熊本県で十弱基設置されていた。一見するとおにぎりのようなデザインだが、おにぎりよりも横に長く、三角形のフードがレンズ縁の外側に設置されている。

熊本県内の以下の交差点にある六基のみしか確認されておらず、うち一番早い番号であったP0002(製造番号)が撤去されている。

使用されているレンズは多眼レンズ(初期型)。

交差点所在地(交差点番号) 交差点名 製造番号
熊本県熊本市東区花立5丁目3(2278) なし P0002, P0003
熊本県熊本市東区戸島7丁目31(2279) なし P0004, P0005
熊本県上益城郡益城町広崎(2274) 「東稜高校入口」

「小峯四丁目」

P0006, P0007
後期型の欽ちゃん(熊本県合志市)

後期型

フードの位置がレンズ縁より内側の角張ったものに変更され、レンズも中期型の多眼レンズに変更されたが、レンズの見た目における違いはほぼない。

なお、後続のモデルでは人形の形が通常のものになり欽ちゃんではなくなったが、その他に関しては共通している。

熊本県で引き続き設置されたほか、九州、特に奈良県で広く設置されるようになった。(熊本県では製造番号がP0010代~P0070代、奈良県ではP0040代~P0140代と、熊本県から奈良県へと設置をシフトしていったことが伺える)

庇が交換された欽ちゃん

なお、熊本県熊本北警察署(現:熊本北合志警察署)管轄下にあった欽ちゃんを含む電材内庇歩灯は、2013年3月~2015年1月の間にほぼ全てが後の世代で使用される庇へと換装された。