京三おまる車灯

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京三おまる車灯とは、京三製作所が2002年(平成14年)頃から製造したアルミ製灯器である。VACと呼ばれることもある。

京三おまる車灯
製造期間 平成14年〜平成19年
採用地域 全国(一部地域除く)
残存数 全国に多数
メーカー 京三製作所
警交仕規 第245号、第1014号
レンズ スタンレーブツブツレンズ、スタンレー網目レンズ(レモンレンズ)、スフェリカルレンズ
ユニット 三協9周ユニット、アスタリスク配列、日亜9周ユニット、プロジェクター
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概要

京三製作所が平成14年頃より製造したアルミ製一体型灯器。名称の由来は背面から見た形が便器のおまるに似ているからとされている。前モデルのかまぼこ灯器に比べてよりすっきりとしたデザインとなった。

U形(警交245号)が制定された後に開発されたため、警交23号のものは設置されていない。

形式は初期のものはU形のかまぼこ灯器と同じ「VLA-1H33」だが、後に「VAC-1H33」に変更された。また、この形式は当灯器の製造終了後に小糸工業からODM供給される小糸D型灯器、北海道に設置されている薄型デザイン灯器にも使用されている。

レンズ

ノーマルレンズ

スタンレーブツブツレンズ

ほとんどの灯器ではこのレンズが使用されている。同世代の日本信号信号電材の灯器にはTRAFFIC SIGNAL刻印のブツブツレンズが使用されているのに対し、京三おまる灯器ではTRAFFIC SIGNALブツブツレンズは採用されなかった。

スタンレー網目レンズ(レモンレンズ)

静岡県、北海道など一部地域に設置されていた。

西日対策レンズ

スフェリカルレンズ

京三おまる車灯の西日対策レンズは全てこのレンズが使用されており、ブロンズレンズが使用されたものは確認されていない。