「信号制御」の版間の差分
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2025年1月6日 (月) 19:34時点における版
このページでは、交差点を制御する方式について一覧にまとめている。
定周期式
交通量や時間帯にかかわらず、常に同一の時間にて現示を切り替える方式。小規模な交差点などで見受けられるが、中規模以上の交差点の場合は円滑な交通に支障をきたすため採用されない傾向にある。
プログラム(多段)式
あらかじめいくつかの制御パターンを制御機にプログラムしておき、交通量や時間帯などに応じてパターンを切り替えることで交通量の変化などに対応した制御方式。
感応式
交通量が比較的少ない道路との交差点の場合、少ない道路側に車両等が発生しない場合は多い道路側を青にする制御を感応式制御という。感知式制御とも呼ばれる。
車両の感知は感知器を使用して行われるが、二輪車や歩行者の横断も感知するために押ボタン箱を設置している箇所も多くみられる。また、昼間は定周期あるいはプログラム制御等を行い、夜間のみ感応式となる夜間感応式も存在する。
感応式であることを示す表示板の設置は任意であり、東京都、神奈川県、埼玉県などは通常設置されていない。
感応式の種類一覧
時差式
右折車両が多い交差点の場合、右折可能な方向に対して何らかの措置を行う場合がある。その一つとして、時差式制御があげられる。
時差式の種類一覧
時差式の表示板について
時差式制御を行っている交差点に関しては、通常それを示す表示板が設置される。表示板の内容は警察庁により以下のどちらかに統一するように通達されている[1]。
- 表示板の色は白とし、文字色は紺とする。文字は「時差式信号機」とする。寸法は縦300mm×横1200mm。
- 上部に紺と白の市松模様を記し、下部に「時差式信号機」あるいは「時差式」と表示する。文字色は紺とする。
また、時差式制御を行う場合は必ず歩行者用灯器を設置する必要がある[1]。
2025年1月6日現在、全都道府県が上記仕様に準拠しているわけではない。市松模様タイプは現在東京都、石川県が採用している。
歩車分離式
歩行者の横断が多く、通常の制御では円滑な交通制御が難しい交差点において、歩車分離制御が採用されることがある。車灯と歩灯のサイクルを独立させることで、歩行者を安全に横断させることが目的である。主に繁華街、駅前、小中学校付近などに採用されることが多い。
令和3(2021)年3月末現在で、全国の交差点21万のうち、10,184交差点(全体の4.9%)が歩車分離制御を行っている[2]。
歩車分離式の種類一覧[3]
対向車分離式[4]
一部の都道府県で採用された制御方式。ムーブメント信号制御とも言う。