「信号柱」の版間の差分
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'''信号柱'''(しんごうちゅう)とは、信号灯器を支えるアームや制御機等を支持するために用いる柱である。コンクリート製のものと金属製のものに大別される。単に「ポール」と呼ばれることもある。 | |||
== 概要 == | == 概要 == | ||
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信号柱のうち材質が鉄製もの。表面は溶融亜鉛メッキか塗装が行われる。コンクリート柱より高価である。耐用年数は50年<ref name=":0" />。 | 信号柱のうち材質が鉄製もの。表面は溶融亜鉛メッキか塗装が行われる。コンクリート柱より高価である。耐用年数は50年<ref name=":0" />。 | ||
ほとんどのものが根本から先端まで同じ太さである。建柱方式に直管式(埋込式)とベース式が存在する。 | |||
内線式鋼管柱ではケーブルを柱内に通線することができる。また、補助ボックスや電源箱用の台座の溶接や端子箱の内蔵などの機能の付加もできる。 | 内線式鋼管柱ではケーブルを柱内に通線することができる。また、補助ボックスや電源箱用の台座の溶接や端子箱の内蔵などの機能の付加もできる。 | ||
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ビニールコーティングを施したものは、信号ファンの間で「[[若草ポール]]」と呼ばれている。 | ビニールコーティングを施したものは、信号ファンの間で「[[若草ポール]]」と呼ばれている。 | ||
金属製であるためD種設置工事を行う必要がある。 | |||
=== [[複合柱]] === | === [[複合柱]] === | ||
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== 動向 == | == 動向 == | ||
近年は信号柱の老朽化が進行しており、倒壊事故も発生している。そのため信号柱建替が急務であるが、高コストで時間がかかる工事であるため実施できていない地域も見られる。一般に鋼管柱の方が丈夫で長寿命であるため多くの都道府県で[[鋼管柱]]が主流になっているが、道路工事や仮設用では安価な[[コンクリート柱]]が用いられる場合もある。また、青森県などの一部都道府県では今でも[[コンクリート柱]]が主流である。 | |||
== 参考文献 == | == 参考文献 == | ||
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[[カテゴリ:信号柱| ]] | [[カテゴリ:信号柱| ]] |