西日対策灯器
西日対策灯器(にしびたいさくとうき)とは、主に一部の信号灯器における通称。西対灯器とも呼ばれる。
概要 編集
詳説は疑似点灯に譲るが、電球式の信号灯器はレンズに太陽光などの強い光が直射することで灯火を認識しづらくなる現象が発生する。これを防止するための対策を施した信号灯器を総称して、西日対策灯器という。なお、LED式の信号灯器に関してはデフォルトで対策が施されているため該当しない。
「西日対策」と言われているが西日に関わらず、東(朝日)に対する対策もなされていることが大半(両者は対策に違いがない)。
都道府県によって西日対策灯器の設置に積極的か消極的かが分かれている。消極的な都道府県(神奈川県など)では全く設置されないケースがほとんどで(極まれに事故破損などの応急品や試験設置などで設置されることはあるものの、相当レアな部類に入る)、逆に積極的な都道府県(東京都など)では寧ろ逆に通常レンズの信号灯器がレアケースとなる場合もある。どっちとも取れないものとしては、東西方向の信号灯器のみを西日対策灯器にし、それ以外は通常灯器にするというケースが九州などでよくみられる。
対策例 編集
西日対策レンズの使用 編集
通常、西日対策灯器というとこの対策を施した信号灯器のことを指す。西日が当たっても疑似点灯が発生しにくくなるような特殊なレンズをはめ込んでいる。各社が様々な工夫を凝らしてレンズを開発していた。詳しくは西日対策レンズを参照。
ロングフードの使用 編集
日光を遮断することができれば疑似点灯は発生しないため、通常より長いフードを使用して影の面積を増やすことで対策しているものも存在する。例えば、小糸工業や京三製作所のアルミ灯器は通常より長いフードを使用したものがいくつかの都道府県で確認できる。さらに筒型フードやダブルフードなどを使用するケースもあるが、いずれにせよ西日対策レンズも同時に実装されていることが多いため、あくまで補助とした対策となっていると思われる。
信号灯器を傾斜させる 編集
信号灯器を下向きに設置することで直射を防ぐ方式。ただし、この対策が西日対策として用いられることは稀で、誤認防止の対策として取られていたことが多い。
西日対策灯器のステッカー・シール 編集
この項目は、内容をより充実させるために次の点に関する加筆が求められています。 加筆の要点 - ステッカー・シールが全国的に存在するものなのか、局所的なものなのかを判断するに足りる根拠資料が不足しています。現況は断定しかねる文章として記載しています。 |
茨城県など、一部の都道府県(あるいはメーカー)の西日対策灯器には、信号灯器の背面に西日対策灯器であることを表すステッカー・シールが貼られることがある。例えば、「西」と書かれた丸いシールが信号電材製のアルミ灯器に設置されているのを茨城県内にて確認できている。