網目レンズ
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網目レンズとは信号灯器に搭載されるレンズの内、レンズ構造が網目模様のような見た目をしているものの総称。
概要 [編集]
昭和40年代前半の角型灯器世代~アルミ灯器世代の電球式灯器の全世代に於いて見られる。信号灯器用レンズの王道とも言える。
主な種類
マスカットレンズ
淡色レンズ
ヤマブキレンズ
折衷レンズ
レモンレンズ
群馬濃色レンズ
コイトヤマブキレンズ(緑レンズ)
小糸網目レンズ(青レンズ)
三協製レンズ
上記の様に特定の名称がついているもの以外にも様々なメーカーの様々なものがある。
小糸工業[編集]
自社製の網目レンズを採用。一世代目は青灯の緑味が強い緑レンズ、二世代目は青灯の色味が一世代目に比べて青っぽくなった青レンズを採用していた。
日本信号、京三製作所[編集]
スタンレー製の網目レンズを採用。一世代目は黄レンズの色が濃いヤマブキレンズ、二世代目は黄レンズの色が淡いレモンレンズを採用していた。また、一世代目から二世代目への移行期として折衷レンズも採用されていた。
日本信号製のアルミ灯器では原則採用されなかったが、京三製のアルミ灯器では静岡県や北海道などでレモンレンズを嵌めたものが採用されていた。
三協高分子、松下通信工業[編集]
三協製の網目レンズを採用。また、三協筐体の樹脂灯器でも当レンズが採用されていた。