「信号電材低コスト型」の版間の差分
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2026年5月14日 (木) 15:07時点における最新版
信号電材低コスト型(しんごうでんざいていこすとがた)とは、2017年(平成27年)から信号電材が製造を開始した低コスト型灯器である。
| 信号電材低コスト型 | |
|---|---|
| 製造期間 | 2017年~ |
| 採用地域 | 全国(東京都を除く) |
| 残存数 | 多数 |
| メーカー | 信号電材 |
| 警交仕規 | 第1014号 |
概要[編集]
信号電材が2017年より製造を開始したアルミ製の一体型灯器。前モデルの薄型灯器からデザインが刷新され、角ばったシンプルな形状となった。全面パネルは円弧上であり、着雪防止も考慮されている。
レンズ径は250φのみで、フードレスが標準である。灯器幅1050㎜[1]。
構造[編集]
アルミ押し出しの筐体にサイドカバー(耳)を取り付ける構造である。この構造を生かし、一位式、二位式、三位式全ての筐体が製造されている。
LEDユニットは筐体側に備えられ、交換が可能である。
設置方法[編集]
現行低コスト灯器で唯一、灯器設置金具にスペーサー金具を介さず設置することができる。15°の前傾設置が推奨されている[1]。
矢印灯器も同型であれば直接三位灯に設置することができる。
世代[編集]
ここでは便宜上の世代に分類する。
試作型[編集]
全面パネルが黒色(樹脂製ブラックマスク)、筐体はアルミ製。日本仕様としては不適となり、採用されなかった。
Ⅰ型(2017~2018)[編集]
総アルミ製。LED素子数は全色とも7周108粒(3色で324粒)。
Ⅱ型(2018~2025)[編集]
ケーブル取り出し穴の位置が変化した。以前は横型と縦型(豪雪型)で異なる位置に取り出し穴があったが、この筐体からは共通となった。
Ⅲ型(2025~)[編集]
サイドカバーのネジ穴や形状が改良された。
Ⅳ型(2025末~)[編集]
黄ユニットのみ135素子ユニットに変更された。
オプション[編集]
低コスト灯器で随一のオプション数を誇る。
フードレス仕様 視野角[編集]
・標準仕様[編集]
特に指定が無い場合も、他社製灯器より視野角が制限される。
・広角仕様[編集]
歩行者用灯器が設置されておらず、視野角が広い灯器が必要な場合等に採用される。ただし、愛知県ではこの仕様が標準である。
灯器背面に広角仕様を示すステッカーが貼り付けられる。
・狭角仕様(インナーフード)[編集]
標準仕様より更に視野角を制限する。鋭角に交差する変形交差点や、光害対策が必要な場合等に採用される。また、一部の灯火のみ狭角とすることもできる。灯器下部に狭角仕様を示すステッカーが貼り付けられる。
外部フード[編集]
・横型用ダブルフード(三角フード)[編集]
視野角を制限する。鋭角に交差する変形交差点等に採用される。フード縁が無いため、筐体に直接ねじ止めする構造であり、三角形である。横型灯器用。
・縦型用ダブルフード(四角フード)[編集]
視野角を制限する。鋭角に交差する変形交差点等に採用される。フード縁が無いため、筐体に直接ねじ止めする構造であり、四角形である。縦型灯器用。
・筒フード(六角フード/ヘキサフード)[編集]
視野角を制限する。鋭角に交差する変形交差点や距離制限フードの代替、光害対策が必要な場合等に採用される。フード縁が無いため、筐体に直接ねじ止めする構造であり、六角形である。
・視角制限フード[編集]
高度に視野角(上下及び左右)を制限する。インナーフードや物理フードで制限できないときに用いられる場合が多く、極めて高性能である。
その他[編集]
フィルムヒーター[編集]
着雪防止のため、赤ユニットにフィルムヒーターを内蔵することができる。ヒーターが内蔵可能な低コスト灯器は、現時点で信号電材製のみである。
LEDユニット[編集]
108素子ユニット[編集]
従来の薄型灯器と同じ素子数で、配列もほぼ同一。
初期型から使用され、青・赤ユニットは現在もこのユニットが使用されている。
135素子ユニット[編集]
2025年末から採用されたユニット。現時点では黄ユニットのみこのユニットが使用されている。
ODM灯器[編集]
2026年時点で、以下のメーカーへのODM供給が確認されている。自社銘板に加え、ODM供給数が多いことから、最も設置数が多い低コスト灯器と考えられている。
- 京三製作所(VSM)
- オムロンソーシャルソリューションズ
- 星和電機
参考文献[編集]
- ↑ 1.0 1.1 信号電材株式会社,新型車両用交通信号灯器,https://www.shingo-d.co.jp/other/img/links/pamph02.pdf,2026-0514参照