コンテンツにスキップ

【お知らせ】現在、サーバースペックの関係上、信号機Wiki内の検索機能が正常に動作しない現象が発生しています。対処に努めていますがしばらくの間はメインメニューやカテゴリから参照いただくようにお願いいたします。(2026年5月8日)

信号電材低コスト型

提供:信号機Wiki

信号電材低コスト型(しんごうでんざいていこすとがた)とは、2017年(平成27年)から信号電材が製造を開始した低コスト型灯器である。

信号電材低コスト型
製造期間 2017年~
採用地域 全国(東京都を除く)
残存数 多数
メーカー 信号電材
警交仕規 第1014号
テンプレートを表示


概要[編集]

信号電材が2017年より製造を開始したアルミ製の一体型灯器。前モデルの薄型灯器からデザインが刷新され、角ばったシンプルな形状となった。全面パネルは円弧上であり、着雪防止も考慮されている。

レンズ径は250φのみで、フードレスが標準である。灯器幅1050㎜[1]

構造[編集]

アルミ押し出しの筐体にサイドカバー(耳)を取り付ける構造である。この構造を生かし、一位式、二位式、三位式全ての筐体が製造されている。

LEDユニットは筐体側に備えられ、交換が可能である。

設置方法[編集]

現行低コスト灯器で唯一、灯器設置金具にスペーサー金具を介さず設置することができる。15°の前傾設置が推奨されている[1]

矢印灯器も同型であれば直接三位灯に設置することができる。

世代[編集]

ここでは便宜上の世代に分類する。

試作型[編集]

全面パネルが黒色(樹脂製ブラックマスク)、筐体はアルミ製。日本仕様としては不適となり、採用されなかった。

Ⅰ型(2017~2018)[編集]

総アルミ製。LED素子数は全色とも7周108粒(3色で324粒)。

Ⅱ型(2018~2025)[編集]

ケーブル取り出し穴の位置が変化した。以前は横型と縦型(豪雪型)で異なる位置に取り出し穴があったが、この筐体からは共通となった。

Ⅲ型(2025~)[編集]

サイドカバーのネジ穴や形状が改良された。

Ⅳ型(2025末~)[編集]

黄ユニットのみ135素子ユニットに変更された。

オプション[編集]

低コスト灯器で随一のオプション数を誇る。

フードレス仕様 視野角[編集]

・標準仕様[編集]

特に指定が無い場合も、他社製灯器より視野角が制限される。

・広角仕様[編集]

歩行者用灯器が設置されておらず、視野角が広い灯器が必要な場合等に採用される。ただし、愛知県ではこの仕様が標準である。

灯器背面に広角仕様を示すステッカーが貼り付けられる。

狭角仕様(インナーフード)[編集]

標準仕様より更に視野角を制限する。鋭角に交差する変形交差点や、光害対策が必要な場合等に採用される。また、一部の灯火のみ狭角とすることもできる。灯器下部に狭角仕様を示すステッカーが貼り付けられる。

外部フード[編集]

・横型用ダブルフード(三角フード)[編集]

視野角を制限する。鋭角に交差する変形交差点等に採用される。フード縁が無いため、筐体に直接ねじ止めする構造であり、三角形である。横型灯器用。

・縦型用ダブルフード(四角フード)[編集]

視野角を制限する。鋭角に交差する変形交差点等に採用される。フード縁が無いため、筐体に直接ねじ止めする構造であり、四角形である。縦型灯器用。

・筒フード(六角フード/ヘキサフード)[編集]

視野角を制限する。鋭角に交差する変形交差点や距離制限フードの代替、光害対策が必要な場合等に採用される。フード縁が無いため、筐体に直接ねじ止めする構造であり、六角形である。

・視角制限フード[編集]

高度に視野角(上下及び左右)を制限する。インナーフードや物理フードで制限できないときに用いられる場合が多く、極めて高性能である。

その他[編集]

フィルムヒーター[編集]

着雪防止のため、赤ユニットにフィルムヒーターを内蔵することができる。ヒーターが内蔵可能な低コスト灯器は、現時点で信号電材製のみである。

LEDユニット[編集]

108素子ユニット[編集]

従来の薄型灯器と同じ素子数で、配列もほぼ同一。

初期型から使用され、青・赤ユニットは現在もこのユニットが使用されている。

135素子ユニット[編集]

2025年末から採用されたユニット。現時点では黄ユニットのみこのユニットが使用されている。

ODM灯器[編集]

2026年時点で、以下のメーカーへのODM供給が確認されている。自社銘板に加え、ODM供給数が多いことから、最も設置数が多い低コスト灯器と考えられている。

  • 京三製作所(VSM)
  • オムロンソーシャルソリューションズ
  • 星和電機

参考文献[編集]

  1. 1.0 1.1 信号電材株式会社,新型車両用交通信号灯器,https://www.shingo-d.co.jp/other/img/links/pamph02.pdf,2026-0514参照