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また、以下の記号が使われることもある
また、以下の記号が使われることもある


===== 京三製作所 =====
* VLA ― 京三[[カマボコ]]と初期の京三オマルに使われていた形式。例: 「VLA-1H33」
* VLA ― 京三[[カマボコ]]と初期の京三オマルに使われていた形式。例: 「VLA-1H33」
* VAC ― 京三[[オマル]]に使われていた形式。例: 「VAC-1H33」
* VAC ― 京三[[オマル]]に使われていた形式。例: 「VAC-1H33」
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* VSD ― [[信号電材|電材]]OEMの京三薄型LED。例: 「VSD-1H33」
* VSD ― [[信号電材|電材]]OEMの京三薄型LED。例: 「VSD-1H33」
* VSM ― 電材OEMの京三[[低コスト灯器|低コスト]]。例: 「VSM-1H23」
* VSM ― 電材OEMの京三[[低コスト灯器|低コスト]]。例: 「VSM-1H23」
* <span style="font-family: serif">I</span> 「1」と思われるが、明らかに「<span style="font-family: serif">I</span>」のようなセリフ体となっている。例: 「<span style="font-family: serif">I</span>H23」
* F ― 点滅。例: 「F21」
* N 西日対策灯器。[[ブロンズレンズ]]の信号機など。例: 「1H23N」
 
===== コイト電工 =====
* F ― 点滅。例: 「F21」
* F ― 点滅。例: 「F21」
* FY ― 黄色点滅。例: 「FY25L」
* FY ― 黄色点滅。例: 「FY25L」
* FR ― 赤点滅。例: 「FR25L」
* FR ― 赤点滅。例: 「FR25L」
* <sup>2</sup><sub>3</sub> ― [[赤だけ300mm]]レンズ(他は250mm)。[[コイト電工|小糸]]。例: 「1H<sup>2</sup><sub>3</sub>3」、「1H<small><sup>2</sup><sub><span style="margin-left: -0.65em;">3</span></sub></small>3」
* <sup>2</sup><sub>3</sub> ― [[赤だけ300mm]]レンズ(他は250mm)。[[コイト電工|小糸]]。例: 「1H<sup>2</sup><sub>3</sub>3」、「1H<small><sup>2</sup><sub><span style="margin-left: -0.65em;">3</span></sub></small>3」
* <sub>2+3</sub> 赤だけ300mmレンズ(他は250mm)。[[日本信号]]。例: 「1H<sub>2+3</sub>3」、
* 25 250mmレンズ。薄型LED以降の世代の一部。例: 「1H253L」、「AH125L」
* S ― 金属製。[[包丁未遂]]や[[鉄板灯器]]に使われる。例: 「1H23S」
* P ― 樹脂製。[[樹脂丸型灯器]]などに使われる。例: 「1H23P」
* F ― FRP製。[[小糸FRP|FRP灯器]]に使われる。例: 「1H33F」
* GYR ― 灯火の配列(青黄赤)。YYR、RYRなども存在する。例: 「1H33GYR」
* [[小糸A|A]] ― 小糸アルミセパ。例: 「1H33A」
* [[小糸D|D]] ― 小糸アルミ一体型。例: 「1H33D」、「1H3D」
* U ― LED灯器のうち、[[警交仕規第23号]]のもの。例: 「1H33DU」
* L ― ユニットLED。例: 「1H33DUL」、「1H3GYRDL」
* L ― LED灯器?。薄型LED以降の世代の一部に見られる。例: 「1H303L」、「AH125L」
* N ― 西日対策灯器。[[渦巻レンズ]]の信号機など。例: 「1H23N」、「1H23SN」、「1H33DN」
* K1 ― LED灯器の形式の1つ。例: 「1H3GYRDK1」
* K2 ― LED灯器の形式の1つ。例: 「1H3GYRDK2」、「1H3GYRTK2」
* K4 ― LED灯器の形式の1つ。例: 「1H3GYRDK4」、「1H3GYRTK4」
*K5 ― LED灯器の形式の1つ。例: 「1H3GYRDK5」、「1H3GYRTK5」
*K6 ― LED灯器の形式の1つ。神奈川県限定。例: 「1H3GYRDK6」、「1H3GYRTK6」
*C ― LED灯器の形式の1つ。例: 「1H33GYRC」
*C2 ― LED灯器の形式の1つ。例: 「1H3GYRTC2」
*C6 ― LED灯器の形式の1つ。神奈川県限定。例: 「1H3GYRTC6」
 
===== 信号電材 =====
* F ― 点滅。例: 「F21」
* FY ― 黄色点滅。例: 「FY25L」
* FR ― 赤点滅。例: 「FR25L」
* 25 ― 250mmレンズ。薄型LED以降の世代の一部。例: 「1H253L」、「A125L」
* 25 ― 250mmレンズ。薄型LED以降の世代の一部。例: 「1H253L」、「A125L」
* 30 ― 300mmレンズ。薄型LED以降の世代の一部。例: 「1H303L」、「A130L」
* 30 ― 300mmレンズ。薄型LED以降の世代の一部。例: 「1H303L」、「A130L」
* S ― 金属製。小糸の[[包丁未遂]]や[[鉄板灯器]]に使われる。例: 「1H23S」
* P ― 樹脂製。小糸の[[樹脂丸型灯器|樹脂灯器]]に使われる。例: 「1H23P」
* F ― FRP製。小糸の[[小糸FRP|FRP灯器]]に使われる。例: 「1H33F」
* G ― 豪雪型。[[三協高分子|三協]]の[[豪雪型]]樹脂灯器に使われる。例: 「1V23G」
* GYR ― 灯火の配列(青黄赤)。YYR、RYRなども存在する。例: 「1H33GYR」
* GYR ― 灯火の配列(青黄赤)。YYR、RYRなども存在する。例: 「1H33GYR」
* [[小糸A|A]] 小糸アルミセパ。例: 「1H33A」
* L LED灯器?。薄型LED以降の世代の一部に見られる。例: 「1H303L」、「A125L」
* [[小糸D|D]] ― 小糸アルミ一体型。例: 「1H33D」、「1H3D」
 
* U ― 小糸LED灯器のうち、[[警交仕規第23号]]のもの。例: 「1H33DU」
===== 日本信号 =====
* L 小糸ユニットLED。例: 「1H33DUL」、「1H3GYRDL」
* F 点滅。例: 「F21」
* L LED灯器?。電材や小糸の薄型LED以降の世代の一部に見られる。例: 「1H303L」、「A125L」、「AH125L」
* <sub>2+3</sub> 赤だけ300mmレンズ(他は250mm)。例: 「1H<sub>2+3</sub>3」
* N ― 西日対策灯器。[[渦巻レンズ]]や[[ブロンズレンズ]]の信号機など。例: 「1H23N」、「1H23SN」、「1H33DN」
* B ― 西日対策灯器。[[ブロンズレンズ]]の信号機など。例: 「1H23B」
* K1 ― 小糸LED灯器の形式の1つ。例: 「1H3GYRDK1」
 
* K2 ― 小糸LED灯器の形式の1つ。例: 「1H3GYRDK2」、「1H3GYRTK2」
===== 三協高分子(ODM、OEM含む) =====
* K4 ― 小糸LED灯器の形式の1つ。例: 「1H3GYRDK4」、「1H3GYRTK4」
* <span style="font-family: serif">I</span> 「1」と思われるが、明らかに「<span style="font-family: serif">I</span>」のようなセリフ体となっている。例: 「<span style="font-family: serif">I</span>H23」
*K5 小糸LED灯器の形式の1つ。例: 「1H3GYRDK5」、「1H3GYRTK5」
* G 豪雪型。[[三協高分子|三協]]筐体の[[豪雪型]]樹脂灯器に使われる。例: 「1V23G」
*K6 ― 小糸LED灯器の形式の1つ。神奈川県限定。例: 「1H3GYRDK6」、「1H3GYRTK6」
*C ― 小糸LED灯器の形式の1つ。例: 「1H33GYRC」
*C2 小糸LED灯器の形式の1つ。例: 「1H3GYRTC2」
*C6 ― 小糸LED灯器の形式の1つ。神奈川県限定。例: 「1H3GYRTC6」


==== ED形式 ====
==== ED形式(日本信号) ====
[[日本信号]]の灯器は、鉄板〜電球式アルミセパを除いて、EDから始まる形式となっている。例: 「ED1191A」
[[日本信号]]の灯器は、[[鉄板灯器]]〜電球式アルミセパ世代を除いて、EDから始まる形式となっている。例: 「ED1191A」


==== K形式 ====
==== K形式(小糸工業) ====
昭和50年までの小糸の灯器には独自の形式が使われていた。例: 「KCH-3」
昭和50年までの[[コイト電工|小糸]]の灯器には独自の形式が使われていた。例: 「KCH-3」
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|+小糸の古灯器の形式(推定)
|+小糸の古灯器の形式(推定)
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==== R形式(陸運電機) ====
陸運電機の[[角型灯器]]や[[斜め庇]]は「RKD」「RDK」「RCH」「RDH」などの形式が使われていた。例: 「RKD」


==== VT形式 ====
==== VT形式 ====
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=== 歩行者用の形式 ===
=== 歩行者用の形式 ===
{{Mbox|type=notice|text=この項目は加筆が求められています}}
歩行者用の形式は世代、メーカーにより大別されるが、ここでは概ねメーカーを基準に分別する。
 
===== 共通仕様 =====
 
* ほぼ全メーカー、「歩行者用交通信号灯器」銘板並びに「金属製・樹脂製歩行者用交通信号灯器」銘板の時期は「人形」となっていた。
 
==== コイト電工 ====
 
* 「交通信号灯器」銘板を採用していた昭和48(1973)年までは、「KHV-2E」が採用されていた。これは車両用のK形式に準拠していて、K+H(おそらくHuman?不明)+V(縦型)-2(灯数)+E(不明)と分解できる。末尾のEはその後[[製造番号]]に採用されている。
* 共通仕様に該当する時期はそれに準じる。
* 「U形歩行者用交通信号灯器」銘板になり、原則「PV」となる。以降はこの形式が採用されている。この後に、以下の記号が付与されることがある。
** 「J」 … 経過時間表示機能付き。
** 「L」 … プロジェクター式ユニット、あるいは[[LED式]]のうち面拡散タイプ。
** 「K」 … LED式のうち素子露出型タイプ。
** 「T」 … [[薄型LED灯器]]。
** 「-TP」 … 吊り下げ形設置。
** 「-ST」 … [[自立歩灯]]設置。
** 「N」 … 西日対策用レンズ。
 
==== 日本信号 ====
 
* 原則「ED」から始まる独自の形式を使用している(前述の「共通仕様」時期を除く)。
* 信号電材からのODMによる多眼歩灯の場合でも独自形式が使用される。
 
==== 京三製作所 ====
 
* 共通仕様に該当する時期はそれに準じる。
* U形移行後もしばらく(概ね平成15(2003)年くらいまで)「人形」だったが、以降U形に関しては「PLA-PVUD」となる。
* 薄型LED灯器出現以降、各筐体ごとに定められた3文字のコード+「PV(UD|01)」となる。
** 「PAT」 … 箱型
** 「PSP」 … 日本信号の筐体と近似した第二世代。ここから「PV'''01'''」となる。
** 「PSK」 … 背面に目の字のプレスが入ったもの。
** 「PSM」 … 信号電材のODMにより製造された低コスト型歩灯。
** 「PSD」 … 信号電材のODMにより製造された薄型LED灯器。
 
==== 信号電材 ====
 
* 共通仕様に該当する時期はそれに準じる。
* 「U形歩行者用交通信号灯器」銘板になり、原則「PV」となる。
* LED式の登場後数年間は、「PVGR」となっている。(警視庁のみ?)
* 薄型LED灯器の登場後、「T」が付与され、レンズ径である「25」を用いた。また、LEDであることを示す「L」が付与され、「PV(T)25L」が原則となる。(Tはつくときとつかないときがあるが最近はついていない傾向にある?)
 
==== 星和電機 ====
 
* 原則「H-1」である。


== 制御機 ==
== 制御機 ==
{{Mbox|type=notice|text=この項目は加筆が求められています}}
制御機の形式もメーカーごとに大別できるが、様々な形式があり一概に表すことができない。{{Mbox|type=notice|text=この項目は加筆が求められています}}
 
== 参考文献 ==
 
<references />
 
== 関連項目 ==


<references />{{デフォルトソート:けいしき}}
* [[銘板]]
{{デフォルトソート:けいしき}}
[[カテゴリ:その他]]
[[カテゴリ:その他]]

2025年4月15日 (火) 18:53時点における最新版

形式型式とは、製品の種類や構造を示す記号である。

信号灯器[編集 | ソースを編集]

車両用の形式[編集 | ソースを編集]

基本的な形式[編集 | ソースを編集]

交通信号50年史によると、車両用信号灯器の形式は以下のように定められている[1]

車両用交通信号灯器構造、形式の略称
種類
灯器の面数 取付形式 レンズ直径

(mm)

灯数 略称(例)
3色灯器 片面 横形 300 3 1H33
250 1H23
縦形 300 1V33
250 1V23
懸垂形[形式 1] 300 1M33
250 1M23
車線形[形式 2] 300 1L33
250 1L23
両面[形式 3] 横形 300 3×2 2H33
250 2H23
縦形 300 2V33
250 2V23
懸垂形[形式 1] 300 2M33
250 2M23
車線形[形式 2] 300 2L33
250 2L23
矢印灯器 片面 単灯形 300 1 A31
250 A21
  1. 1.0 1.1 実際には懸垂形の信号機にも横形や縦形の形式が使われることが多い。
  2. 2.0 2.1 銘板に車線形の形式が使われている信号機は確認されていない
  3. 角型灯器や偽包丁未遂など、初期の両面設置を含む。

例えば「1H23」の場合、「1」は片面、「H」は横形、「2」は250mmレンズ、「3」は3位灯を示す。4方向一体型の1灯点滅信号機は「4H21」、レンズの直径450mmの片面横型3色灯器は「1H43」などと表される。

また、以下の記号が使われることもある

京三製作所[編集 | ソースを編集]
  • VLA ― 京三カマボコと初期の京三オマルに使われていた形式。例: 「VLA-1H33」
  • VAC ― 京三オマルに使われていた形式。例: 「VAC-1H33」
  • VAT京三の第一世代薄型LED。例: 「VAT-1H33」
  • VSP ― 京三の第二世代薄型LED。例: 「VSP-1H33」
  • VSS ― 京三の第三世代薄型LED。例: 「VSS-1H33」
  • VSD ― 電材OEMの京三薄型LED。例: 「VSD-1H33」
  • VSM ― 電材OEMの京三低コスト。例: 「VSM-1H23」
  • F ― 点滅。例: 「F21」
  • N ― 西日対策灯器。ブロンズレンズの信号機など。例: 「1H23N」
コイト電工[編集 | ソースを編集]
  • F ― 点滅。例: 「F21」
  • FY ― 黄色点滅。例: 「FY25L」
  • FR ― 赤点滅。例: 「FR25L」
  • 23赤だけ300mmレンズ(他は250mm)。小糸。例: 「1H233」、「1H233」
  • 25 ― 250mmレンズ。薄型LED以降の世代の一部。例: 「1H253L」、「AH125L」
  • S ― 金属製。包丁未遂鉄板灯器に使われる。例: 「1H23S」
  • P ― 樹脂製。樹脂丸型灯器などに使われる。例: 「1H23P」
  • F ― FRP製。FRP灯器に使われる。例: 「1H33F」
  • GYR ― 灯火の配列(青黄赤)。YYR、RYRなども存在する。例: 「1H33GYR」
  • A ― 小糸アルミセパ。例: 「1H33A」
  • D ― 小糸アルミ一体型。例: 「1H33D」、「1H3D」
  • U ― LED灯器のうち、警交仕規第23号のもの。例: 「1H33DU」
  • L ― ユニットLED。例: 「1H33DUL」、「1H3GYRDL」
  • L ― LED灯器?。薄型LED以降の世代の一部に見られる。例: 「1H303L」、「AH125L」
  • N ― 西日対策灯器。渦巻レンズの信号機など。例: 「1H23N」、「1H23SN」、「1H33DN」
  • K1 ― LED灯器の形式の1つ。例: 「1H3GYRDK1」
  • K2 ― LED灯器の形式の1つ。例: 「1H3GYRDK2」、「1H3GYRTK2」
  • K4 ― LED灯器の形式の1つ。例: 「1H3GYRDK4」、「1H3GYRTK4」
  • K5 ― LED灯器の形式の1つ。例: 「1H3GYRDK5」、「1H3GYRTK5」
  • K6 ― LED灯器の形式の1つ。神奈川県限定。例: 「1H3GYRDK6」、「1H3GYRTK6」
  • C ― LED灯器の形式の1つ。例: 「1H33GYRC」
  • C2 ― LED灯器の形式の1つ。例: 「1H3GYRTC2」
  • C6 ― LED灯器の形式の1つ。神奈川県限定。例: 「1H3GYRTC6」
信号電材[編集 | ソースを編集]
  • F ― 点滅。例: 「F21」
  • FY ― 黄色点滅。例: 「FY25L」
  • FR ― 赤点滅。例: 「FR25L」
  • 25 ― 250mmレンズ。薄型LED以降の世代の一部。例: 「1H253L」、「A125L」
  • 30 ― 300mmレンズ。薄型LED以降の世代の一部。例: 「1H303L」、「A130L」
  • GYR ― 灯火の配列(青黄赤)。YYR、RYRなども存在する。例: 「1H33GYR」
  • L ― LED灯器?。薄型LED以降の世代の一部に見られる。例: 「1H303L」、「A125L」
日本信号[編集 | ソースを編集]
  • F ― 点滅。例: 「F21」
  • 2+3 ― 赤だけ300mmレンズ(他は250mm)。例: 「1H2+33」
  • B ― 西日対策灯器。ブロンズレンズの信号機など。例: 「1H23B」
三協高分子(ODM、OEM含む)[編集 | ソースを編集]
  • I ― 「1」と思われるが、明らかに「I」のようなセリフ体となっている。例: 「IH23」
  • G ― 豪雪型。三協筐体の豪雪型樹脂灯器に使われる。例: 「1V23G」

ED形式(日本信号)[編集 | ソースを編集]

日本信号の灯器は、鉄板灯器〜電球式アルミセパ世代を除いて、EDから始まる形式となっている。例: 「ED1191A」

K形式(小糸工業)[編集 | ソースを編集]

昭和50年までの小糸の灯器には独自の形式が使われていた。例: 「KCH-3」

小糸の古灯器の形式(推定)
K レンズ径 取付形式 - 灯数 材質
K A: 150mm H: 横型 - 1 (なし): 金属製角型灯器
B: 200mm V: 縦型 2 S: 金属製丸型灯器
C: 250mm 3 F: FRP製丸型灯器
D: 300mm

R形式(陸運電機)[編集 | ソースを編集]

陸運電機の角型灯器斜め庇は「RKD」「RDK」「RCH」「RDH」などの形式が使われていた。例: 「RKD」

VT形式[編集 | ソースを編集]

一部の樹脂灯器は、VTから始まる形式となっている。例: 「VT-411」

歩行者用の形式[編集 | ソースを編集]

歩行者用の形式は世代、メーカーにより大別されるが、ここでは概ねメーカーを基準に分別する。

共通仕様[編集 | ソースを編集]
  • ほぼ全メーカー、「歩行者用交通信号灯器」銘板並びに「金属製・樹脂製歩行者用交通信号灯器」銘板の時期は「人形」となっていた。

コイト電工[編集 | ソースを編集]

  • 「交通信号灯器」銘板を採用していた昭和48(1973)年までは、「KHV-2E」が採用されていた。これは車両用のK形式に準拠していて、K+H(おそらくHuman?不明)+V(縦型)-2(灯数)+E(不明)と分解できる。末尾のEはその後製造番号に採用されている。
  • 共通仕様に該当する時期はそれに準じる。
  • 「U形歩行者用交通信号灯器」銘板になり、原則「PV」となる。以降はこの形式が採用されている。この後に、以下の記号が付与されることがある。
    • 「J」 … 経過時間表示機能付き。
    • 「L」 … プロジェクター式ユニット、あるいはLED式のうち面拡散タイプ。
    • 「K」 … LED式のうち素子露出型タイプ。
    • 「T」 … 薄型LED灯器
    • 「-TP」 … 吊り下げ形設置。
    • 「-ST」 … 自立歩灯設置。
    • 「N」 … 西日対策用レンズ。

日本信号[編集 | ソースを編集]

  • 原則「ED」から始まる独自の形式を使用している(前述の「共通仕様」時期を除く)。
  • 信号電材からのODMによる多眼歩灯の場合でも独自形式が使用される。

京三製作所[編集 | ソースを編集]

  • 共通仕様に該当する時期はそれに準じる。
  • U形移行後もしばらく(概ね平成15(2003)年くらいまで)「人形」だったが、以降U形に関しては「PLA-PVUD」となる。
  • 薄型LED灯器出現以降、各筐体ごとに定められた3文字のコード+「PV(UD|01)」となる。
    • 「PAT」 … 箱型
    • 「PSP」 … 日本信号の筐体と近似した第二世代。ここから「PV01」となる。
    • 「PSK」 … 背面に目の字のプレスが入ったもの。
    • 「PSM」 … 信号電材のODMにより製造された低コスト型歩灯。
    • 「PSD」 … 信号電材のODMにより製造された薄型LED灯器。

信号電材[編集 | ソースを編集]

  • 共通仕様に該当する時期はそれに準じる。
  • 「U形歩行者用交通信号灯器」銘板になり、原則「PV」となる。
  • LED式の登場後数年間は、「PVGR」となっている。(警視庁のみ?)
  • 薄型LED灯器の登場後、「T」が付与され、レンズ径である「25」を用いた。また、LEDであることを示す「L」が付与され、「PV(T)25L」が原則となる。(Tはつくときとつかないときがあるが最近はついていない傾向にある?)

星和電機[編集 | ソースを編集]

  • 原則「H-1」である。

制御機[編集 | ソースを編集]

制御機の形式もメーカーごとに大別できるが、様々な形式があり一概に表すことができない。

参考文献[編集 | ソースを編集]

  1. 交通信号50年史, 追録5ページ.

関連項目[編集 | ソースを編集]