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面拡散ユニット

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面拡散ユニット(めんかくさんゆにっと)とは、LED式信号灯器のユニットの一つ。従来の素子ユニットが大量のLED素子を使用するのに対し、面拡散ユニットは少ない素子数で多面を光らせることができるようになったため、2010年頃に素子ユニットに変わり主流なLEDユニットとなった。

日本信号京三製作所

日亜化学工業の面拡散ユニットを採用。詳しくは日亜面拡散を参照。

信号電材

自社製の面拡散ユニットを採用。主に同社の薄型LED灯器で採用されている。配列は青・黄・赤すべてがアスタリスク7周となっている。

信号電材製の面拡散ユニット以外にも当てはまることだが、ユニット交換などにより他の灯器にこのユニットがはめ込まれたものもある。

コイト電工

自社製の面拡散ユニットを採用。形式の末尾に6が付いているのが特徴(例:1H3GYRDK6、1H3GYRTC6)。 コイトの面拡散ユニットはK6とC6の二種類があり、K6は青・黄・赤すべてが9周の配列、C6は青が6周、黄が8周、赤が7周の配列となっている。 他社の面拡散が全国的に設置されたのに対し、コイトの面拡散はそのほとんどが神奈川県に設置された。神奈川県以外では、長崎県にルーバー付灯器としてこのユニットをはめた灯器が設置されていた。

星和電機

自社製の面拡散ユニットを採用。筐体が信号電材に移行してから開発されたため、このユニットが嵌められている灯器は全て電材薄型灯器となっている。他社の面拡散に比べ、レンズ部が曇っており、出っ張っているのが特徴。コイトの面拡散ほどではないが、設置されている地域は限られている。

三協高分子

三協の面拡散ユニットは確認されておらず、他社の面拡散ユニットを嵌め込んだものも確認されていないため、三協は面拡散ユニットを採用していないと思われる。