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欠番使用

提供:信号機Wiki

欠番使用(けつばんしよう)とは、交差点の管理番号を決定する際に欠番となっている既存の番号を再利用することを指す。

概要

通常、管理番号は新設されるごとに最大値+1の連番が付与される。しかし、経年により廃止交差点や統合交差点が出現した場合、欠番が発生する。子の欠番を放置して常に最大値+1の連番を付与するところが多いが、一部の都道府県ではこの欠番を新設交差点に再利用するケースが見られる。これを欠番使用と呼んで区別する。

欠番の発生理由

前述のとおり、廃止・統合などで運用が終了した場合にその番号の交差点が消滅するため、台帳上からも削除・廃棄され欠番となりうる。そのほかに、移管により別エリアに管理が移された場合も(内部的には元エリアの交差点廃止→先エリアの交差点新設という扱いになるため)欠番が発生する。警察署の新設に伴うエリアの分割の場合は移管後の欠番を埋めるため既存の交差点の管理番号を切り詰めるケースも存在するが、通常は欠番として放置される。

欠番使用されるケースとされないケース

欠番使用を積極的に行う都道府県でも、新設時に欠番使用を行う場合と行わない場合が存在する。これについて、いくつかの事実を述べ、そこから推測される説を記す。ただし、各ケースが100%該当するとは限らないことに注意していただきたい。

欠番使用されるケース

  • 単一横断路である。つまり、車道に対して1つの横断歩道があり、その横断用に設置されたものを指す。押ボタン式や夜間押ボタン式になっていることが多い。
  • 小規模な交差点である。感応式になっていることが多い。
  • 分離独立した交差点である。

欠番使用されないケース

  • 例えば道路開通などで、ある路線において一度に複数の交差点が設置された。
  • 系統制御を行うような大規模な交差点である。
  • 廃止後即時新設(路面改良などで同位置にあった交差点を廃止し場所を少しずらし新設したケース)である。

導き出される説

  • 欠番の数が足りない場合は新規番号が割り当てられる。例えば、3交差点を同時に意思決定した場合、欠番が2つしかない場合は新規番号を割り当てる。
  • 系統制御など、信号管制センターなどとの連携が必要な場合は新規に番号を割り当てる。
  • それ以外の場合において、意思決定時点で欠番が存在すればその欠番を利用する。

特殊な例

警視庁西新井警察署

西新井警察署は、1998(平成10)年に竹の塚警察署を分署している[1](1960年代に綾瀬警察署の分署も行われているが、今回はこの件は割愛する)。分署直前で推定420交差点ほどあったものが、120交差点近くが竹の塚警察署に移管されたとみられている[2]。これにより番号が切り詰められて最大番号が300番近くになった。切り詰めにより1998年時点での欠番はなくなったと言える。

その後平成14(2002)年頃までは300番台を付与していたものの、平成15(2003)年度に突如として424番という番号が割り当てられた交差点が新設された[2]。その後も同年に1交差点、平成25(2013)年に1交差点が400番台で割り当てられている。

推測できる原因としては、切り詰め後の番号ではなく切り詰め前の番号を使用して最大値を決定してしまっている可能性が高い。

参考文献

  1. Wikipedia. 西新井警察署,歴史(2025/2/1参照)
  2. 2.0 2.1 銀河連邦.西新井警察署 - JIDS(2025/2/1参照)