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エルボ

提供:信号機Wiki

エルボとは、抱え込み設置の歩灯や縦型車灯に用いるL字型の金具である。

概要[編集]

抱え込み設置では、灯器の上下にL字型の金具を使用する。これをエルボという。

抱え込み設置の歩灯では必ず用いられるほか、古い縦型車灯でもエルボを用いた設置が行われていた。

種類[編集]

ここでは大まかな分類を示す。ODM灯器は一般にODM先と同じエルボを使用する。また、転用灯器やアーム流用が行われた場合、ここに示さない組み合わせが現れることがある。

小糸用(初期)[編集]

第一世代おにぎりの初期で使用された。ボルトの露出が無く小型。

小糸用(中期)[編集]

第一世代おにぎり後期から同社薄型灯器まで使用された。前面・背面で挟み込む構造。

共通型(ボルト固定)[編集]

日本信号京三製作所樹脂歩灯で使用された。六角歩灯の前期ごろまで使用が確認されている。3本のボルトをアームに直接食い込ませて固定。

共通型(イワブチ製?)[編集]

日本信号・京三製作所・信号電材三協高分子星和電機(薄型末期)で使用された。日本信号、三協高分子では現在も使用されており、イワブチ製と考えられている。

星和用[編集]

同社製灯器(薄型末期はイワブチ製)で使用された。角ばった形状が特徴。

電材・コイト用(電材製?)[編集]

2015年頃から信号電材・コイト電工で使用されている。ボルトの露出がなくスリム、小型。