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歩行者優先方式

提供:信号機Wiki

歩行者優先方式(ほこうしゃゆうせんほうしき)とは、信号制御の一つ。

概要[編集]

信号のない横断歩道においては、常に歩行者に優先権がある。しかし、押ボタン式の信号機では歩行者はボタンを押して信号待ちを行うため、信号がない横断歩道よりも待ち時間が増える。そのため、多くの信号機は車両を優先した制御と言える。

歩行者優先制御では車道に車両感知器を設置し、車両がいないときは常に歩行者用灯器を青現示にすることで、歩行者の横断可能な時間が長くなる。

種類[編集]

単路の場合[編集]

車道に車両感知器を設置し、リコール制御半感応制御)を行う。

交差点の場合[編集]

全ての流入路に車両感知器を設置し、全感応制御を行う。このとき、歩車分離制御(歩行者専用現示方式)となる。

メリット[編集]

歩行者の待ち時間が短い[編集]

車両がいなければ常に歩行者が横断できるため、歩行者が多い駅前や通学路等に適している。また、普通の歩行者専用現示方式では待ち時間が長く、歩行者の信号無視が問題になるが、この制御では発生しづらい。

デメリット[編集]

設置箇所が限られる[編集]

車両の台数が多い場合、実質的な定周期制御となるため、歩行者優先効果が薄れる。また、交通量の多い道路では、系統制御や集中制御に組み込みづらく、渋滞になりやすい。

高コスト[編集]

全ての流入路に車両感知器を設置する必要があり、設備投資が高コストである。

自転車・二輪車の扱い[編集]

安価な超音波式車両感知器を使用する場合、自転車や二輪車を感知できないため、押ボタンを押下して通行する必要がある。なお、画像式車両感知器を使用する場合は、この問題は発生しないが高コストである。