信号電材薄型電球式

2025年10月15日 (水) 10:48時点におけるKONAN01 (トーク | 投稿記録)による版 (記事を新規作成)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

信号電材薄型電球式(しんごうでんざいうすがたでんきゅうしき)とは、2005年(平成17年)から信号電材が製造していた薄型の電球式灯器である。

信号電材薄型電球式
製造期間 平成17~22年
メーカー 信号電材
警交仕規 第245号第1014号
レンズ TRAFFIC SIGNALブツブツレンズ
テンプレートを表示


概要

信号電材が2005年より製造を開始した薄型の電球式灯器。2007年頃までは厚型灯器と並行製造されていたが、2008年より本灯器のみの製造に移行した。

2007年に日本信号京三製作所が電球式灯器を自社製造から小糸ODMに切り替える中、信号電材は小糸ODMに移行せず、自社の薄型電球式灯器を引き続き製造していた。

2010年後半頃まで製造されていたため、警交1014号仕様のものも存在する。

構造

薄型の筐体には電球が入り込まないため、背面に電球用の出っ張りがあり、プリンカップと呼ばれることがある。この出っ張りはLED式灯器には通常ないが、埼玉県限定で背面に出っ張りを有した薄型LED灯器が設置されている。

また、I型(カド角蓋)からII型(カド丸蓋)に移行した後に製造されたため、薄型の電球式灯器はすべてII型の仕様となっている。

レンズ

電材薄型電球式のレンズはTRAFFIC SIGNAL刻印のブツブツレンズのみとなっている。多眼レンズは薄型筐体の構造上入り込まないため、未採用となっている。

OEM灯器

厚型時代、他社へのOEMが多かった信号電材だが、薄型電球式については他社銘板のものは確認されていない。