プロジェクター
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プロジェクターとは、一部の都道府県でLED式灯器導入初期に採用されていたユニットである。日本信号と京三製作所で製造されていた。※小糸工業のものは、レンズユニットタイプと呼ばれる。
概要
京三製作所や日本信号のアルミ灯器に使われていたユニットで、平成14年頃に設置されていた。LED素子を中心に配置し二重構造のレンズを使って全体に光が行き渡るようにされているもの。通常のLED素子式に比べ、コストが安いが西日が当たると白っぽくなり見づらいという弱点があり、あまり普及しなかった。京三の樹脂の分割型や歩灯でも使われていた。
構造
ユニットは樹脂製のハウジングであり、反射鏡は無いものの黒色の樹脂によって拡散する構造である。
15~20個のLEDが中央に配置され、リフレクターも有する。点灯回路は素子LED式よりも凝ったものが使用されており、トランスやコンデンサを用いた整流回路が使用されている。そのため、素子LED灯器でよく見られるフリッカが発生しづらいが、寿命の短いコンデンサが使用されているため滅灯故障が発生する恐れがある。
メリット・デメリット
メリット
- 使用する素子数が少ないため低コストである
- 均一に発光するため、ルーバーフードでの干渉現象が発生しない。
デメリット
- 太陽光(主に西日)による白色化が発生する。
- 使用する素子数が少ないため、少数の素子の不良でも大きく輝度が低下する
- 回路の構造上、完全滅灯の故障が発生する可能性が高い
- パワーLEDを使用しているため、発熱が多い
俗称
京三のかまぼこ灯器のものは「カマボコプロ」、おまる灯器のものは「オマルプロ」、日本信号製灯器のものは「日信プロ」などと呼ばれることがある。