「信号電材低コスト型」の版間の差分

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信号電材が2017年より製造を開始した[[アルミ灯器|アルミ製]]の一体型灯器。前モデルの[[薄型LED車灯|薄型灯器]]からデザインが刷新され、角ばったシンプルな形状となった。全面パネルは円弧上であり、着雪防止も考慮されている。
信号電材が2017年より製造を開始した[[アルミ灯器|アルミ製]]の一体型灯器。前モデルの[[薄型LED車灯|薄型灯器]]からデザインが刷新され、角ばったシンプルな形状となった。全面パネルは円弧上であり、着雪防止も考慮されている。


[[レンズ径]]は250φのみで、フードレスが標準である。灯器幅1050㎜。
[[レンズ径]]は250φのみで、フードレスが標準である。灯器幅1050㎜<ref name=":0">信号電材株式会社,新型車両用交通信号灯器,https://www.shingo-d.co.jp/other/img/links/pamph02.pdf<nowiki/>,2026-0514参照</ref>。


== 構造 ==
== 構造 ==
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== 設置方法 ==
== 設置方法 ==
現行低コスト灯器で唯一、灯器設置金具にスペーサー金具を介さず設置することができる。15°の前傾設置が推奨されている。
現行低コスト灯器で唯一、灯器設置金具にスペーサー金具を介さず設置することができる。最適な視認性や着雪の防止のため、制限フードの装着時を除き15°の前傾設置が推奨されている<ref name=":0" />。


矢印灯器も同型であれば直接三位灯に設置することができる。
矢印灯器は同型であれば直接三位灯に設置することができる。


== 世代 ==
== 世代 ==
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全面パネルが黒色(樹脂製ブラックマスク)、筐体はアルミ製。日本仕様としては不適となり、採用されなかった。
全面パネルが黒色(樹脂製ブラックマスク)、筐体はアルミ製。日本仕様としては不適となり、採用されなかった。


==== '''Ⅰ型(2017~2018)''' ====
==== Ⅰ型(2017~2018) ====
総アルミ製。LED素子数は全色とも7周108粒(3色で324粒)。
総アルミ製。LED素子数は全色とも7周108粒(3色で324粒)。


==== '''Ⅱ型(2018~2025)''' ====
==== Ⅱ型(2018~2025) ====
ケーブル取り出し穴の位置が変化した。以前は横型と縦型(豪雪型)で異なる位置に取り出し穴があったが、この筐体からは共通となった。
ケーブル取り出し穴の位置が変化した。以前は横型と縦型(豪雪型)で異なる位置に取り出し穴があったが、この筐体からは共通となった。


==== '''Ⅲ型(2025~)''' ====
==== Ⅲ型(2025~) ====
サイドカバーのネジ穴や形状が改良された。
サイドカバーのネジ穴や形状が改良された。


==== '''Ⅳ型(2025末~)''' ====
==== Ⅳ型(2025末~) ====
黄ユニットのみ135素子ユニットに変更された。
黄ユニットのみ135素子ユニットに変更された。


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=== フードレス仕様 視野角 ===
=== フードレス仕様 視野角 ===


==== '''・標準仕様''' ====
==== ・標準仕様 ====
特に指定が無い場合も、他社製灯器より視野角が制限される。
特に指定が無い場合も、他社製灯器より視野角が制限される。


==== '''・広角仕様''' ====
==== ・広角仕様 ====
歩行者用灯器が設置されておらず、視野角が広い灯器が必要な場合等に採用される。ただし、愛知県ではこの仕様が標準である。
歩行者用灯器が設置されておらず、視野角が広い灯器が必要な場合等に採用される。ただし、愛知県ではこの仕様が標準である。


灯器背面に広角仕様を示すステッカーが貼り付けられる。
灯器背面に広角仕様を示すステッカーが貼り付けられる。


==== ・'''狭角仕様(インナーフード)''' ====
==== ・狭角仕様(インナーフード) ====
標準仕様より更に視野角を制限する。鋭角に交差する変形交差点や、光害対策が必要な場合等に採用される。また、一部の灯火のみ狭角とすることもできる。灯器下部に狭角仕様を示すステッカーが貼り付けられる。
標準仕様より更に視野角を制限する。鋭角に交差する変形交差点や、光害対策が必要な場合等に採用される。また、一部の灯火のみ狭角とすることもできる。灯器下部に狭角仕様を示すステッカーが貼り付けられる。


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視野角を制限する。鋭角に交差する変形交差点等に採用される。フード縁が無いため、筐体に直接ねじ止めする構造であり、四角形である。縦型灯器用。
視野角を制限する。鋭角に交差する変形交差点等に採用される。フード縁が無いため、筐体に直接ねじ止めする構造であり、四角形である。縦型灯器用。


==== '''・筒フード(六角フード/ヘキサフード)''' ====
==== ・筒フード(六角フード/ヘキサフード) ====
視野角を制限する。鋭角に交差する変形交差点や距離制限フードの代替、光害対策が必要な場合等に採用される。フード縁が無いため、筐体に直接ねじ止めする構造であり、六角形である。
視野角を制限する。鋭角に交差する変形交差点や距離制限フードの代替、光害対策が必要な場合等に採用される。フード縁が無いため、筐体に直接ねじ止めする構造であり、六角形である。


==== ・視角制限フード ====
==== ・視角制限フード ====
高度に視野角(上下及び左右)を制限する。インナーフードや物理フードで制限できないときに用いられる場合が多く、極めて高性能である。
高度に視野角(上下及び左右)を制限する。インナーフードや物理フードで制限できないときに用いられる場合が多く、極めて高性能である。
また、豪雪地域では制限フードに雪が入らないよう、透明カバーを付けることができる。


=== その他 ===
=== その他 ===


==== フィルムヒーター ====
==== ・フィルムヒーター ====
着雪防止のため、赤ユニットにフィルムヒーターを内蔵することができる。ヒーターが内蔵可能な低コスト灯器は、現時点で信号電材製のみである。
着雪防止のため、赤ユニットにフィルムヒーターを内蔵することができる。ヒーターが内蔵可能な低コスト灯器は、現時点で信号電材製のみである。


== [[LED式|LEDユニット]] ==
== [[LED式|LEDユニット]] ==


==== 108素子ユニット ====
==== ・108素子ユニット ====
従来の薄型灯器と同じ素子数で、配列もほぼ同一。
従来の薄型灯器用のユニットと同じ素子数で、配列もほぼ同一。ただし、薄型灯器とは異なり集光用インナーレンズは使用されていない。


初期型から使用され、青・赤ユニットは現在もこのユニットが使用されている。
初期型から使用され、青・赤ユニットは現在もこのユニットが使用されている。


==== 135素子ユニット ====
==== ・135素子ユニット ====
2025年末から採用されたユニット。現時点では黄ユニットのみこのユニットが使用されている。
2025年末から黄ユニットにて採用されたユニット。構造は108素子ユニットと同一だが、素子数が大幅に増え、かつての小糸工業のK型ユニットのような配列となった。現時点では黄ユニットのみこのユニットが使用されている。
 
== [[ODM灯器]] ==
2026年時点で、以下のメーカーへの[[ODM]]供給が確認されている。自社銘板に加え、ODM供給数が多いことから、最も設置数が多い低コスト灯器と考えられている。


== ODM灯器 ==
* [[京三製作所]](VSM)(アルミ製なのになぜかVAMではなくVSM?)
2026年時点で、以下のメーカーへのODM供給が確認されている。自社銘板に加え、ODM供給数が多いことから、最も設置数が多い低コスト灯器と考えられている。
* [[オムロンソーシアルソリューションズ]]
* [[星和電機]]


* 京三製作所(VSM)
== 参考文献 ==
* オムロンソーシャルソリューションズ
* 星和電機
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[[カテゴリ:信号灯器]]
<references />
[[カテゴリ:灯器]]