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愛知庇(DX形灯器)

提供:信号機Wiki
愛知庇
九条山交差点(京都府)に設置されている愛知庇(斜め型)
上位分類 DX形灯器
製造期間 昭和47年~昭和50年
採用地域 愛知県、大阪府、京都府、三重県など
残存数 京都府に一基のみ
メーカー 日本信号
レンズ 淡色レンズ、スタンレー網目レンズ
アーム 日信初代アーム、通常アームなど
タイプ 直角型、斜め型
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愛知庇とは、日本信号が愛知県向けに製造していた初期丸形灯器(またはその庇を取り付けた灯器)の俗称である。2025年3月現在は京都府に一基しか残っていない。

概要[編集 | ソースを編集]

愛知庇はDX型灯器の一部として製造され、愛知県向けのモデルとして製造された。ただし、愛知県以外の都道府県でもちらほら設置されている(大阪府、三重県、京都府など)。

分類[編集 | ソースを編集]

DX形灯器の愛知庇は愛知直角庇と愛知斜め庇とに大きく二つに分けることができる。愛知直角庇は昭和47年から昭和48年頃、愛知斜め庇は昭和48年から昭和50年頃製造された。

直角庇(愛知直角庇) (昭和47年~昭和48年)[編集 | ソースを編集]

淡色レンズまたは網目レンズを搭載した灯器。庇が直角に直線状になっている部分がある為、直角庇と呼ばれている。銘板の名称は「交通信号灯」のものが多い。

愛知庇(愛知斜め庇) (昭和48年~昭和50年)[編集 | ソースを編集]

庇の形状が直線状ではなくなり、斜めになった。後代の全国共通モデルの三代目と似ているが、よく見ると愛知斜め庇の方が庇の付け根の部分が縦長など、いくつかの違いがある。銘板の名称は基本的に「車両用交通信号灯器」となっている。