信号電材アルミ一体型
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信号電材アルミ一体型(しんごうでんざいあるみいったいがた)とは、1998年(平成10年)頃から信号電材が製造を開始したアルミ一体型灯器である。
| 信号電材アルミ一体型 | |
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神奈川県横浜市に設置されているもの | |
| 製造期間 | 平成10~19年 |
| 採用地域 | 全国(不採用地域あり) |
| 残存数 | 全国に多数 |
| メーカー | 信号電材 |
| 警交仕規 | 第23号、第245号 |
| レンズ | 多眼レンズ、ブツブツレンズ |
| ユニット | 角粒、10・11・11配列、電材素子9周 |
概要 編集
信号電材が1998年頃より製造を開始したアルミ製の一体型灯器。前モデルの分割型灯器と比べ、よりオーソドックスな丸型デザインとなった。
レンズ径は原則300φのみで、250φ灯器は福岡県と佐賀県に設置されていた。現在250φ灯器は、福岡県はLED化により絶滅、佐賀県に少数残るのみとなっている。
蓋止めネジは星型ネジと蝶型ネジの2種類があり、星型ネジは平成12年頃までと初期の灯器に使用されており、蝶型ネジは平成13年以降の灯器に使用されている。
2005年から電球式の薄型灯器が登場し、2007年頃までは厚型一体型灯器と並行製造されたが、2008年より薄型灯器のみの製造に移行した。
レンズ 編集
電球式 編集
スタンレーブツブツレンズ 編集
平成12年頃まで採用されていたレンズ。主にOEM灯器で採用されており、信号電材銘板のものは珍しい。
TRAFFIC SIGNALブツブツレンズ 編集
平成12年頃より採用されていたレンズ。主に信号電材銘板の灯器で使用されており、OEM灯器でこのレンズが使用されているのは珍しい。
多眼レンズ 編集
灯器背面に◯西シールが貼ってあるのが特徴。西日対策に積極的な地域で採用されている。
LEDユニット 編集
角粒LED 編集
警交23号のものが千葉県、警交245号のものが奈良県や兵庫県に設置されている。
10・11・11配列 編集
同時期の小糸工業、日本信号製の灯器でも使用されていたユニット。信号電材採用地域でLED式灯器を早期から採用していた地域で設置された。
電材素子9周 編集
後の薄型LED灯器と同じ素子9周ユニット。この配列になってから全国的にLED式灯器が設置された。
OEM灯器 編集
詳しくは電材もどきを参照。