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踏切信号

提供:信号機Wiki
2025年11月1日 (土) 16:12時点におけるTANUKI (トーク | 投稿記録)による版

踏切信号とは、踏切警報灯と連動した信号機のことである。本記事では類似概念の踏切連動信号についても記述する。

概要

踏切信号を設置することで道路交通法第33条の「踏切前での一時停止義務」を免除できる。そのため、踏切直前の停止での遅れを解消することが可能であり、道路交通の円滑化を図ることができる[1]

なお、厳密には「踏切信号」と「踏切連動信号」は異なるものであり、前者の場合は一時停止義務が免除されるが、後者の場合は一時停止義務が免除されない[2]が、踏切の開閉に合わせて隣接した交差点の信号機が動作するため、道路交通の円滑化に寄与する。

種類

通常の信号灯器

一般的な交差点に設置されているものと同様の3色の信号機が設置されているもの。多くの場合は踏切の信号であることを明示するために「踏切信号」あるいは「列車検知式信号」のような表示が行われているが、そのような表示がない踏切信号も存在する[注釈 1]

一灯点滅

赤1灯などが踏切信号に使用されることがある。

二灯式

二灯式もごく稀に踏切信号に使用される。滋賀県や愛知県で確認されている[3][4]

踏切警報灯の代わりに信号機が設置されているパターン

踏切警報灯の代わりに信号機が設置されているパターンは東京都世田谷区の東急世田谷線若林駅近くの若林踏切に存在する[5]

おまけの一灯

千葉県や神奈川県、埼玉県などで確認されている踏切信号[6][7][8][9]

変則配列

YYRなどの変則配列踏切信号が新潟県などで確認されている[10]。RYRの変則配列の踏切信号も埼玉県や石川県で確認されている[11][12][13]

変則配列の偏光灯器

鹿児島県にかつて赤三灯の偏光灯器が踏切信号として設置されていた[14]

脚注

注釈

  1. 東京都品川区の品川第一踏切や大阪市福島区の浄正橋踏切など。

参考文献

関連項目