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小糸D型灯器

提供:信号機Wiki
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小糸D型灯器(こいとでぃーがたとうき)とは、1997年(平成9年)から小糸工業が製造を開始したアルミ一体型灯器である。

小糸D型灯器
製造期間 平成9~22年
採用地域 ほぼ全国
残存数 全国に多数
メーカー 小糸工業
警交仕規 第23号第245号第1014号
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概要

小糸工業が1997年より他社に先駆けて製造を始めたアルミ製一体型灯器。 基本的なデザインは前モデルの小糸A型灯器と似ているが、灯器側面のねじ止めが無い、灯器背面や底面の切れ目がない、250φ灯器は内庇のみで外庇仕様は無いなどの違いがある。 前述の通り、デザインが似ているため、一灯式や二灯式はD型に移行せず、1997年以降もA型が製造された。

形式の末尾にDが付いているのが特徴(例:「1H23D」「A3D」など)。

他社の一体型よりも早く製造され、他社よりも遅くまで製造されたこと、京三製作所日本信号が電球式末期に当灯器をODM調達していたこともあり、アルミ一体型の中では一番数が多い。

OEM灯器

小糸D型灯器は長い間製造されていたため、一部は京三製作所や日本信号の銘板のものも存在する。

京三製作所

浅庇世代

ノーマルレンズのものが福岡県、西日対策レンズのものが東京都や広島県に設置されていた。形式も小糸工業のものと同じく、「1H33D[注釈 1]」「1H23D[注釈 1]」となっている。

深庇世代

京三の自社厚型筐体(京三オマル車灯)の製造終了に伴い、深庇世代のものが一部地域で設置されていた。形式は浅庇世代のものと異なり、京三独自の形式「VAC-1H33」となっている。

日本信号

日本信号については、浅庇世代のものは確認されておらず、深庇世代のみ確認されている。自社製電球式灯器の製造終了後、一部地域で電球式のものが設置されていた。形式は、「ED1165A」となっている。

注釈

  1. 1.0 1.1 西日対策レンズのものは末尾にNが付く