関西蓋(かんさいぶた)とは、角型灯器の蓋のうち、3枚の板で覆うような形状のものである。
元々は全ての裏蓋[脚注 1]の京三角型灯器が関西蓋であったが、昭和30年代後半に関東蓋や平蓋が登場した後も西日本の京三角型ではこの蓋が使われたため、関西蓋と呼ばれている。「三段蓋」とも呼ばれる。
旧関西蓋
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関西蓋のうち、昭和30年代後半まで使われていたもの。新しい世代に比べて角ばっている。日本信号でも同一のタイプが昭和30年代後半まで使われていた。
小糸関西蓋
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小糸角型灯器の蓋のうち、関西蓋と似た形状のもの。三重県にある新しい世代のYY予告灯などに使われていた。
関連項目
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