貼防
貼防(はりぼう)とは、貼紙や広告の貼り付けを防止するための機構、ないしはその加工を行われた構造物を指す。貼紙防止加工、広告禁止加工ともいう。
概要 編集
繁華街等では交通信号設備(制御機、信号柱等)に、悪戯のステッカーや広告物が貼り付けられることがある。これは器物損壊であり、これを防ぐ工夫が求められた。
簡易的な対応として広告禁止ステッカーを貼り付ける方法があるが、これがあってもステッカーの貼り付けは物理的に可能である。そこで、設備に物理的な凹凸を設けることで、ステッカーの貼り付けを困難にする加工が行われることがあり、これを貼防という。
各設備に設けられる貼防加工 編集
制御機(交通信号制御機・感知器・音響装置等) 編集
制御機の全面に凹凸加工を施されており、ステッカーの貼り付けを困難にしたもの。警視庁では2025年度までほぼ全ての制御機及びその架台にこの加工を施していた。また、他の地域でも繁華街等に限定して採用する事例があった。
また、簡易的な施工として凹凸状のシートを制御機に貼り付ける場合もある。
鋼管柱 編集
鋼管柱の表面(手の届く高さまでのことが多い)に凹凸加工を施されており、ステッカーの貼り付けを困難にしたもの。主にストライプ状の凹凸や梨地、凹凸状のシートが用いられる。警視庁ではほとんどの鋼管柱にこの加工が施される。
コンクリート柱 編集
コンクリート柱の表面(手の届く高さまでのことが多い)に凹凸加工を施されており、ステッカーの貼り付けを困難にしたもの。主に凹凸状のシートが用いられる。