小糸A型灯器
小糸A型灯器(こいとえーがたとうき)とは、1994年(平成6年)から小糸工業(現:コイト電工)が製造を開始したアルミ分割型灯器である。
小糸A型灯器 | |
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メーカー | 小糸工業 |
概要 編集
小糸工業が1994年より製造したアルミ灯器。 主にアルミ分割型灯器採用地域で設置された。
形式の末尾にAが付いているのが特徴(例:「1H33A」「A1LA」など)。このAはアルミニウム(英:aluminium、米:aluminum)製であることを示している。
1997年(平成9年)頃から一体型灯器(小糸D型灯器)に移行したが、デザインがほぼ同じなので一灯式や二灯式は引き続きA型が使用され、D型の製造終了まで製造された。
徳島県では、この型のLED式信号機が日本一古いLED信号機として設置されている。
D型との見分け方 編集
- 灯器側面のねじ止めがある。
- 灯器に切れ目がある(底面や背面から見ると分かりやすい)。
- 250φ灯器には外庇の仕様がある。D型では250φ灯器は内庇に統一された。
庇の形状 編集
浅庇 編集
主にノーマルレンズを装着した灯器で使用されている。
長庇 編集
主に西日対策レンズを装着した灯器で使用されている。浅庇をより長くしたような見た目である。
深庇 編集
三位灯では深庇の移行前にD型に移行したため採用されていないが、一灯式や二灯式では前述のとおりA型が引き続き使用されたため、2001年頃から採用された。