ヤマブキレンズ
ヤマブキレンズとは、所謂網目レンズ世代の一種である。小糸工業、京三製作所、日本信号の信号灯器に採用されていた。なお、小糸工業は自社製のものを使用している。小糸工業のヤマブキレンズについてはコイトヤマブキレンズを参照。当ページでは、京三製作所・日本信号の信号灯器に採用されていたヤマブキレンズについて記す。
概要 編集
別名として「旧レンズ」と呼ばれることもある。スタンレー製鉄板灯器用網目レンズの1世代目。レンズ下部の刻印は基本的に「STANLEY 080-9200」又は「STANLEY 080-9221」。昭和53(1978)年~昭和59(1984)年初頭頃迄製造されていた。黄みがかった濃い色合いで、透明度が低い。同様にヤマブキレンズと呼ばれる小糸製の初期網目レンズとは随分異なる。「STANLEY」の刻印があることからスタンレーレンズの一種でもある。
京三クチバシには本レンズが搭載されるが、同時期製造の宇宙人に搭載されるレンズはこれでは無い。
関連項目 編集
- 折衷レンズ …… ヤマブキレンズの改良型。
- レモンレンズ …… 色がクリアになった二回目のマイナーチェンジ版。但しヤマブキレンズ、折衷レンズ、レモンレンズは区別しない場合も多い。
- スタンレーブツブツレンズ …… 同じくSTANLEYの刻印がされている次々世代のレンズ