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小糸A型灯器

提供:信号機Wiki
2025年10月18日 (土) 16:59時点におけるKONAN01 (トーク | 投稿記録)による版

小糸A型灯器(こいとえーがたとうき)とは、1994年(平成6年)から小糸工業(現:コイト電工)が製造を開始したアルミ分割型灯器である。

小糸A型灯器
製造期間

平成6年~平成10年

平成6年〜平成22年[1]
採用地域 一部都道府県のみ
残存数 全国に多数
メーカー 小糸工業
警交仕規 第23号
レンズ 網目レンズ、ブツブツレンズ、渦巻きレンズ、2代目西日対策レンズ
ユニット LED素子15周
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概要

小糸工業が1994年より製造したアルミ灯器。 主にアルミ分割型灯器採用地域で設置された。

形式の末尾にAが付いているのが特徴(例:「1H33A」「A1LA」など)。このAはアルミニウム(英:aluminium、米:aluminum)製であることを示している。

1997年(平成9年)頃から一体型灯器(小糸D型灯器)に移行したが、デザインがほぼ同じなので一灯式や二灯式は引き続きA型が使用され、D型の製造終了まで製造された。

徳島県では、この型のLED式信号機が日本一古いLED信号機として設置されている。

D型との見分け方

  • 灯器側面のねじ止めがある。
  • 灯器に切れ目がある(底面や背面から見ると分かりやすい)。
  • 250φ灯器には外庇の仕様がある。D型では250φ灯器は内庇に統一された。

庇の形状

浅庇

主にノーマルレンズを装着した灯器で使用されている。

長庇

主に西日対策レンズを装着した灯器で使用されている。浅庇をより長くしたような見た目である。

深庇

三位灯では深庇の移行前にD型に移行したため採用されていないが、一灯式や二灯式では前述のとおりA型が引き続き使用されたため、2001年頃から採用された。

  1. 一灯式、二灯式のみ