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「信号柱」の版間の差分

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信号灯器・制御機等を支持するために用いる柱である。コンクリート製のものと金属製のものに大別される。
信号灯器を支えるアームや制御機等を支持するために用いる柱である。コンクリート製のものと金属製のものに大別される。


== 概要 ==
== 概要 ==

2025年1月10日 (金) 10:55時点における版

信号灯器を支えるアームや制御機等を支持するために用いる柱である。コンクリート製のものと金属製のものに大別される。

概要

信号灯器は高所への設置が基本であり、そのためには柱が必要不可欠である。これに用いる柱を信号柱という。

概ね以下のように分類される。

コンクリート柱(CP)

信号柱のうち材質が鉄筋コンクリート製のもの。鋼管柱より安価である。耐用年数は42年[1]

ほとんどのものが先端に向かって細くなる形状である。

一部のものを除きケーブルを柱内に通線することはできない。

鋼管柱(SP)

信号柱のうち材質が鉄製もの。表面は溶融亜鉛メッキないし塗装が行われる。コンクリート柱より高価である。耐用年数は50年[1]

ほとんどのものが根本から先端まで同じ太さである。

内線式鋼管柱ではケーブルを柱内に通線することができる。

複合柱

鋼管柱のうち、街路灯等の他設備と兼用の複合的な機能を持つ信号柱。管轄が警察ではなく道路管理者になる場合が多い。

デザイン柱

鋼管柱のうち、景観等に配慮しデザイン性を持つ信号柱。複合柱である場合が多い。

借用柱

警察が電力会社・NTT等の企業から信号灯器等の設置のために借用した柱。

参考文献

  1. 1.0 1.1 YouTube,【信号柱老朽化】倒壊事故で露呈…運用目安の“耐用年数”超過は県内4割で点検・建て替え進める県警(静岡), https://www.youtube.com/watch?v=r3qDCk2OI14&ab_channel=Daiichi-TVnews,2025-01-09参照