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「コイトヤマブキレンズ」の版間の差分

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概要: ヤマブキレンズの追加説明
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== 概要 ==
== 概要 ==
スタンレー製のものと差別化を図るため、コイト(小糸)[[ヤマブキレンズ]]、或いは[[緑レンズ]]と呼ばれる。後代の所謂[[ブツブツレンズ]]と比べ黄味がかった色味、又は透明度が高いといった差異がある。耐熱性も若干劣る模様。
小糸工業が製造していた、初期の[[網目レンズ]]。スタンレー製のものと差別化を図るため、コイト(小糸)[[ヤマブキレンズ]]、或いは[[緑レンズ]]と呼ばれる。厳密には小糸網目レンズは2種存在し、その1世代目に当たる。プラスチック製レンズの試行錯誤段階品と思われ、2世代目と比べると黄味がかった色味、又はやたら透明度が高いといった差異がある。耐熱性も若干劣る模様。
2世代目は単に網目レンズと呼ぶ場合が多いが、青みを帯びた色味から青レンズと呼ぶこともある。


昭和56(1981)年9月頃から製造が開始された。昭和56(1981)年度は[[青レンズ]]([[格子レンズ]]、[[ドットレンズ]])とも並行製造されていた。一部の都道府県は昭和のうちに次世代のブツブツレンズに移行したが、この[[レンズ]]自体の製造は平成6(1994)年頃まで続けられていた。
昭和56(1981)年9月頃から製造が開始された。暫くは[[格子レンズ]]、[[ドットレンズ]]と並行製造されていた。2世代目へのはっきりとした移行時期は無く、昭和58(1983)年末~昭和59(1984)年上半期頃迄に徐々に移行したものと思われ、この時期は両者が混在していた。


群馬県では青レンズが長く採用され、その後ブツブツレンズに移行したためこのレンズの[[信号灯器]]の設置は(ごくわずかな例外を除き)ない。
群馬県では濃色格子(ドット)レンズが長く採用され(~昭和62(1987)年6月頃)、その後ブツブツレンズに移行した為このレンズを搭載した灯器は皆無である。


[[鉄板灯器]]、[[樹脂丸型灯器]]での採用があるほか、九州などにおいては[[信号電材アルミ分割型|電材セパ]]での採用がみられる(詳細は[[電材もどき]]を参照)。
[[鉄板灯器]]、[[樹脂丸型灯器]]での採用が見られる。


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[[カテゴリ:レンズ]]
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2025年11月6日 (木) 20:25時点における版

ヤマブキレンズ
緑レンズ

コイトヤマブキレンズとは、小糸工業が1981年1夏頃~1983年頃にかけて製造していた自社製初のプラスチック製網目レンズを指す。

概要

小糸工業が製造していた、初期の網目レンズ。スタンレー製のものと差別化を図るため、コイト(小糸)ヤマブキレンズ、或いは緑レンズと呼ばれる。厳密には小糸網目レンズは2種存在し、その1世代目に当たる。プラスチック製レンズの試行錯誤段階品と思われ、2世代目と比べると黄味がかった色味、又はやたら透明度が高いといった差異がある。耐熱性も若干劣る模様。 2世代目は単に網目レンズと呼ぶ場合が多いが、青みを帯びた色味から青レンズと呼ぶこともある。

昭和56(1981)年9月頃から製造が開始された。暫くは格子レンズドットレンズと並行製造されていた。2世代目へのはっきりとした移行時期は無く、昭和58(1983)年末~昭和59(1984)年上半期頃迄に徐々に移行したものと思われ、この時期は両者が混在していた。

群馬県では濃色格子(ドット)レンズが長く採用され(~昭和62(1987)年6月頃)、その後ブツブツレンズに移行した為このレンズを搭載した灯器は皆無である。

鉄板灯器樹脂丸型灯器での採用が見られる。