「電源箱」の版間の差分

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交通信号制御機に限らず、車両感知器や無線伝送装置などを独立した商用電源で設置する場合や、交差点監視用カメラ(事故記録装置)の電源部などにも用いられる。
交通信号制御機に限らず、車両感知器や無線伝送装置などを独立した商用電源で設置する場合や、交差点監視用カメラ(事故記録装置)の電源部などにも用いられる。
自動起動型発動発電機やリチウム電源付加装置を設置した交差点では、これらの入力・出力側2箇所に電源箱を設置する場合がある。


== 種類 ==
== 種類 ==
単純な設備であるが、各都道府県警察の仕様により様々な種類がみられる。
単純な設備であるが、各都道府県警察の仕様や設置環境により様々な種類がみられる。


=== 筐体 ===
=== 筐体 ===
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災害対応である目印として「災」などのシールが貼り付けられる場合が多い。
災害対応である目印として「災」などのシールが貼り付けられる場合が多い。


なお最近製造されたコイト電工製の制御機などでは制御機そのものに給電口が備えられており、電源箱がない場合も外部給電が可能である。
なお最近製造されたコイト電工製の制御機などでは制御機そのものに給電口が備えられており、電源箱がない場合も外部給電が可能である。ただし、その場合も責任分界のため電源箱が設置されるケースが多い。


=== パイロットランプ ===
=== パイロットランプ ===
特に災害対応電源箱において、通電の有無を示すパイロットランプが取り付けられる場合がある。筐体内に格納されている場合と、表から見える位置に設置されている場合がある。
特に災害対応電源箱において、通電状態を示すパイロットランプが取り付けられる場合がある。筐体内に格納されている場合と、表から見える位置に設置されている場合がある。


== 設置位置 ==
== 設置位置 ==
多くの都道府県では制御機上部に設置する。災害対応電源箱の場合は人間の手の届く設置位置になる場合が多い。ただし、福井県などでは電源箱を引き込み直後の柱上部に設置し、災害対応化等は補助ボックスで行う。
多くの都道府県では制御機上部に設置する。災害対応電源箱の場合は人間の手の届く設置位置になる場合が多い。ただし、福井県などでは電源箱を引き込み直後の柱上部に設置し、災害対応化等は補助ボックスで行う。
== 主な製造メーカー ==
=== アサヒ機工 ===
アルミ製プレス筐体のものが製造されている。
=== 足立電材 ===
鉄筐体に溶融亜鉛メッキを施したものが製造されている。
=== 信号電材 ===
アルミダイキャスト製と、板金製のものが製造されている。


{{デフォルトソート:てんけんはこ}}
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[[カテゴリ:周辺物]]
[[カテゴリ:周辺物]]