コンテンツにスキップ

「交通信号制御機」の版間の差分

提供:信号機Wiki
ページの作成:「交通信号制御機とは、文字の通り交通信号を制御するための装置である。信号灯器の他、押ボタン箱や音響装置等、必要に応じて付随する装置を取り付ける。 各県警本部の交通管制センターからの指示を受けて遠隔で動作する集中制御機、路線で動作する系統制御機、単独で動作する単独機などがある。 現在はマイコン動作のものが主流で、小型…」
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 ビジュアルエディター
 
羽井出 (トーク | 投稿記録)
ページの整理
1行目: 1行目:
交通信号制御機とは、文字の通り交通信号を制御するための装置である。信号灯器の他、押ボタン箱や音響装置等、必要に応じて付随する装置を取り付ける。
'''交通信号制御機'''(こうつうしんごうせいぎょき)とは、文字の通り交通信号を[[信号制御|制御]]するための装置である。[[信号灯器]]の他、[[押ボタン箱]]や[[音響装置]]等、必要に応じて付随する装置を取り付ける。


== 概要 ==
各県警本部の交通管制センターからの指示を受けて遠隔で動作する集中制御機、路線で動作する系統制御機、単独で動作する単独機などがある。
各県警本部の交通管制センターからの指示を受けて遠隔で動作する集中制御機、路線で動作する系統制御機、単独で動作する単独機などがある。


現在はマイコン動作のものが主流で、小型筐体のUC型が主流。かつてはリレー式やカム式のものがあった。信号灯器に比べて、制御機の誤動作は事故に直結してしまうので、基本的には15〜20年の周期で交換される。
現在はマイコン動作のものが主流で、小型筐体のUC型が主流。かつてはリレー式やカム式のものがあった。信号灯器に比べて、制御機の誤動作は事故に直結してしまうので、基本的には15〜20年の周期で交換される。


集中制御機                 基本的には管制センターの指令を受けて動作する(遠隔動作)。面で制御するため、主要となる道路や駅前の信号交差点の多い場所で使われることが多い。
== 集中制御機 ==
基本的には管制センターの指令を受けて動作する(遠隔動作)。面で制御するため、主要となる道路や駅前の信号交差点の多い場所で使われることが多い。


系統制御機                 隣接する信号機群を共通のサイクル長で相互に連動させ、青信号の開始時刻(オフセット)を調整して制御する方式。最近はGPSで時刻を合わせるものが登場し、より正確な連動ができるようになった。
== 系統制御機 ==
隣接する信号機群を共通の[[サイクル]]長で相互に連動させ、青信号の開始時刻([[オフセット]])を調整して制御する方式。最近はGPSで時刻を合わせるものが登場し、より正確な連動ができるようになった。


単独制御機                 点で制御する方式。あらかじめ数通りのプログラムを設定し、時刻によって設定されたプログラムを実行するもの。近接する信号交差点同士を連動させて円滑にするものもある。
== 単独制御機 ==
点で制御する方式。あらかじめ数通りのプログラムを設定し、時刻によって設定されたプログラムを実行するもの。近接する信号交差点同士を連動させて円滑にするものもある。
{{デフォルトソート:こうつうしんごうせいぎょき}}
[[カテゴリ:信号機Wikiのカテゴリ]]
[[カテゴリ:制御機]]

2025年1月10日 (金) 07:33時点における版

交通信号制御機(こうつうしんごうせいぎょき)とは、文字の通り交通信号を制御するための装置である。信号灯器の他、押ボタン箱音響装置等、必要に応じて付随する装置を取り付ける。

概要

各県警本部の交通管制センターからの指示を受けて遠隔で動作する集中制御機、路線で動作する系統制御機、単独で動作する単独機などがある。

現在はマイコン動作のものが主流で、小型筐体のUC型が主流。かつてはリレー式やカム式のものがあった。信号灯器に比べて、制御機の誤動作は事故に直結してしまうので、基本的には15〜20年の周期で交換される。

集中制御機

基本的には管制センターの指令を受けて動作する(遠隔動作)。面で制御するため、主要となる道路や駅前の信号交差点の多い場所で使われることが多い。

系統制御機

隣接する信号機群を共通のサイクル長で相互に連動させ、青信号の開始時刻(オフセット)を調整して制御する方式。最近はGPSで時刻を合わせるものが登場し、より正確な連動ができるようになった。

単独制御機

点で制御する方式。あらかじめ数通りのプログラムを設定し、時刻によって設定されたプログラムを実行するもの。近接する信号交差点同士を連動させて円滑にするものもある。