京三アルミ分割型
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京三アルミ分割型(きょうさんあるみぶんかつがた)とは、1994年(平成6年)頃から京三製作所が製造を開始したアルミ製の灯器である。
京三アルミ分割型 | |
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製造期間 | 平成6年~平成12年 |
採用地域 | ほぼ全国 |
残存数 | 全国に多数 |
メーカー | 京三製作所 |
警交仕規 | 第23号、 |
レンズ | スタンレー網目レンズ、スタンレーブツブツレンズ、ブロンズレンズ |
ユニット | 小粒18周ユニット、小粒13周ユニット |
概要[編集]
京三製作所が平成6年頃より製造したアルミ灯器で、フラットな前面蓋と背面が特徴。
主にアルミ灯器に早期に移行した地域で設置されたが、鉄板灯器も同時に製造されていたため、移行が遅かった地域などではあまり設置されていない。
平成11年頃から一体型灯器である京三カマボコが登場し、平成12年頃までは分割型灯器と同時に製造されていたが、平成13年頃に一体型灯器の製造のみに移行し、製造が終了された。
レンズ[編集]
ノーマルレンズ[編集]
スタンレーブツブツレンズ[編集]
京三の分割型灯器で最も使用されているレンズ。
スタンレー網目レンズ(レモンレンズ)[編集]
主に福島県、静岡県などで設置されていた。
同世代の日本信号分割型は、レモンレンズを装着したものは確認されていない。
西日対策レンズ[編集]
ブロンズレンズ(ダークアイレンズ)[編集]
西日対策に積極的な地域で設置された。庇の長さは通常のものと長いものがある。
LED式[編集]
素子18周[編集]
かなりの量のLED素子が入っている。おそらく試験灯器と思われる。現在は香川県にのみ残っている。
素子13周[編集]
レンズ内の抵抗器などの電子部品が剥き出しになっているのが特徴。岩手県と千葉県に設置された。