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太一本アーム

提供:信号機Wiki
東京都稲城市にあり、イワブチ製の一本アームで設置されている。

太一本アーム(ふといっぽんあーむ)とは、東京都や沖縄県などで比較的見受けられる一本アームの一種である。

概要[編集 | ソースを編集]

大きく分けるとイワブチ製のものと信号電材製のものが存在する。通常アームと比較してアームがかなり太くなっているのが特徴。

イワブチ製の一本アーム[編集 | ソースを編集]

現在、東京都や沖縄県では継続して設置がされているもの。東京都では平成20(2008)年頃から順次採用され、現在はほぼイワブチ製となっている。

神奈川県でも平成19(2007)年頃に一時期採用されたことがある。沖縄県では、薄型LED灯器への更新の際に頻繁に採用されていたが、低コスト灯器が登場してからは控えめになっている。

東京都港区に設置されている電材一本アーム。取付金具が特殊なものになっている。

信号電材製の一本アーム[編集 | ソースを編集]

平成17(2005)年~平成22(2010)年頃までは比較的広くの都道府県で採用されていた。イワブチ製のものと比較すると、灯器接続部分に異なる仕様が見られる。信号電材製のものはアームからさらに灯器を取り囲むような金具が使用されることが多く、アームの先にゴムキャップのようなものがある。

東京都町田市にて、地名板を設置している例。信号灯器も同じアームで設置している。

地名板とのセット[編集 | ソースを編集]

東京都、愛知県、沖縄県などでは、信号灯器のほかに地名板をこの太一本アームで設置する場合もある。