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TYライト

提供:信号機Wiki
2025年1月9日 (木) 12:11時点における交通信号機博物館 (トーク | 投稿記録)による版
TYライトを使用した信号機。
初代TYランプを使用した信号機。無色透明のレンズが使われている。

TYランプ[1]とは、常盤電業株式会社が製造している交通信号用LED電球である。

概要

寿命は7~10年、消費電力は白熱電球と比較して1/7~1/10となっている[2]電球式信号機の白熱電球を置き換える場合が多いが、最初からTYランプを使用した(あるいは、設置直後に電球とレンズを交換した)と思われる信号機も設置されており、それらには無色透明のレンズが使われている。

歴史

平成10年に開発を始め、平成12年に初代交通信号用LED電球「TYランプ」が完成し、「中小企業優秀新技術・新製品賞」を受賞した[1][2]。初代TYランプはLEDの素子が剥き出しになっている。平成22年には新しいタイプの開発を始め、平成24年に新型の交通信号用LED電球が完成した。平成26年に特許を取得している。

参考文献

  1. 1.0 1.1 公益財団法人りそな中小企業振興財団. "第12回 「中小企業優秀新技術・新製品賞」受賞技術・製品一覧", 公益財団法人 りそな中小企業振興財団, n.d., https://www.resona-fdn.or.jp/work/index/option:T#, (参照 2025-01-07).
  2. 2.0 2.1 常盤電業株式会社. "交通信号用LED電球", 常盤電業株式会社, n.d., https://web.archive.org/web/20220814071238/http://tokiwadengyo.co.jp/works/led/ (2022-08-14時点でのアーカイブ), (参照 2025-01-07).