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ずらし設置

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ずらし設置(ずらしせっち)とは、信号灯器の設置方法の一つ。

概要[編集 | ソースを編集]

表裏に両面灯器として設置する場合、(もとから一体型両面灯器として製造されているものを除き)片面の灯器をアームを挟んでセットで設置することが多いが、一部の都道府県や交差点の環境などにより、横方向・あるいは縦方向にズレて設置されることがある。これをずらし設置と呼ぶ。

横方向のずらし設置[編集 | ソースを編集]

アームは共用し、片方の灯器を通常の位置に設置し、その裏の灯器を電柱側にずらして設置する方法。滋賀県などの近畿地方と福島県などでよく見られる設置となる。この場合、アームは古くからストレートアームであることが多い。なお、ほぼ同位置にアームを2本設置して対応しているものもあるが、これはずらし設置とは見なされない場合が多い。

縦方向のずらし設置[編集 | ソースを編集]

アームは別々で、上下にそれぞれの灯器が同位置に設置されている例が神奈川県に多く見られた(特に、片面の角型灯器に対して増設で初期丸形灯器や鉄板灯器等が設置された結果であることが多い)が、こちらは更新に伴い順次撤去が進み、残存は極めて少ない。また、茨城県などに、三位灯の下に逆向きに赤一灯が設置されているといったケースも存在する。これも広義での縦方向のずらし設置と言える。

補足[編集 | ソースを編集]

  • 神奈川県では、「両面」と「片面」を発注時に明確に使い分けており、その他の都道府県も概ねそれに近い形になっている。ただし、このずらし設置が採用される場合は「片面」が2基発注されることが多い。