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借用柱

提供:信号機Wiki

信号柱のうち、警察以外の団体が管理するもの。広義では道路管理者が管理する複合柱も借用であるが、基本的には民間の事業者が管理するものを指す。

概要[編集]

交通信号設備は基本的に警察が建柱した専用柱を使用するが、主に民間の事業者が管理する柱を使用することがある。

このような柱を借用柱という。

維持コストを大きく低減できるため、岐阜県等では借用化が進められている。一方で管理上のデメリットも多いため、東京都等では借用柱の廃止(専用柱化)が行われている。

種類[編集]

電力会社柱(電信柱)[編集]

最も多くみられる借用柱である。送電や変圧器等の設置に使用する電信柱に交通信号設備を設置したもの。

東京電力であれば「東電柱」、中部電力であれば「中電柱」等と呼ばれる。

NTT柱[編集]

通信ケーブルの設置に使用する柱に交通信号設備を設置したもの。

電力会社柱より細い場合が多く、制御機等の設置には適さない。

鉄道会社柱[編集]

主に兼用軌道(路面電車等)がある地域で使用される。

名鉄であれば「名鉄柱」等と呼ばれる。

メリット・デメリット[編集]

メリット[編集]

・低コスト

借用料は年間数千円~数万円であり、専用柱を建柱、維持管理を行うより低コストである。

・スペースの節約

特に歩道や路側の狭い交差点では、既設柱の借用によってスペースを節約できる。また、柱が減ることで死角も減少する。

デメリット[編集]

・責任の所在

借用柱に交通信号設備を設置する際の既設設備損傷や、交通事故等による倒壊時の扱いが面倒である。

・建替、移設、地中化時の対応

建替や移設を行う際は、信号工事も行う必要がある。また、電柱地中化を行う場合は新たに専用柱を設置する必要がある。