「樹脂丸型灯器」の版間の差分
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樹脂丸型灯器は小糸製と、三協製のものに大きく二つに分けることができる。[[小糸工業]]は基本的に樹脂灯器は自社製造を行っている。ただし一時的に[[三協高分子]]からOEM、ODM提供を受けて製造していた。[[三協高分子]]製のものは基本的にOEM、ODM提供したものが中心で、銘板は大手3社([[小糸工業]]、[[日本信号]]、[[京三製作所]])または[[パナソニック|松下製]]となっていることが多く、[[三協高分子]]銘板のものは愛知県にいくつかある程度である。兵庫県や大阪府は基本的に松下銘板の三協高分子製のものを採用した。また、愛知県などは小糸製、三協製どちらも採用した。錆びないという大きなメリットがあるが、割れやすいというデメリットがあるため全く採用しない県もあった。三協製は昭和50年ごろまで300mm蓋しかなかったが、それ以降は250mmと300mmで蓋が分かれており、300mmのものは[[旧蓋]]と[[新蓋]]が存在する。またレンズ径により[[銘板]]の形式が変化する。小糸製は250mmと300mmでレンズが異なる場合がある。 | 樹脂丸型灯器は小糸製と、三協製のものに大きく二つに分けることができる。[[小糸工業]]は基本的に樹脂灯器は自社製造を行っている。ただし一時的に[[三協高分子]]からOEM、ODM提供を受けて製造していた。[[三協高分子]]製のものは基本的にOEM、ODM提供したものが中心で、銘板は大手3社([[小糸工業]]、[[日本信号]]、[[京三製作所]])または[[パナソニック|松下製]]となっていることが多く、[[三協高分子]]銘板のものは愛知県にいくつかある程度である。兵庫県や大阪府は基本的に松下銘板の三協高分子製のものを採用した。また、愛知県などは小糸製、三協製どちらも採用した。錆びないという大きなメリットがあるが、割れやすいというデメリットがあるため全く採用しない県もあった。三協製は昭和50年ごろまで300mm蓋しかなかったが、それ以降は250mmと300mmで蓋が分かれており、300mmのものは[[旧蓋]]と[[新蓋]]が存在する。またレンズ径により[[銘板]]の形式が変化する。小糸製は250mmと300mmでレンズが異なる場合がある。 | ||
== | == 小糸工業製 == | ||
小糸工業は基本自社製造を行っている。背面に三本の線があるのが特徴。銘板の型式欄の末尾にPがある。おそらく英語でポリカーボネートを意味する、Polycarbonateの頭文字をとったものと思われる。その為、P型灯器とも呼ばれる。蓋も自社独自のものを使用している場合が多い。各世代で蓋の開閉方向や設置アームが異なることがある。 | 小糸工業は基本自社製造を行っている。背面に三本の線があるのが特徴。銘板の型式欄の末尾にPがある。おそらく英語でポリカーボネートを意味する、Polycarbonateの頭文字をとったものと思われる。その為、P型灯器とも呼ばれる。蓋も自社独自のものを使用している場合が多い。各世代で蓋の開閉方向や設置アームが異なることがある。 | ||