「おにぎり歩灯」の版間の差分

銀河連邦 (トーク | 投稿記録)
過渡期の区分を追加
銀河連邦 (トーク | 投稿記録)
分類表と擬態・逆交換について明記
42行目: 42行目:


第三世代と第四世代の区別は「電球式かLED式か」で分類する場合と、「金属製~銘板かU形・1014号銘板か」で分類する場合があるため、やや定義があいまいになっている。
第三世代と第四世代の区別は「電球式かLED式か」で分類する場合と、「金属製~銘板かU形・1014号銘板か」で分類する場合があるため、やや定義があいまいになっている。
{| class="wikitable"
|+おにぎり歩灯の分類表(銘板の違いなども含む)
!分類名称
!設置時期(概ね)
!レンズ
!銘板
!警交仕規
!庇
!ロゴ
|-
|初代(ロゴあり)
|昭和42(1967)~昭和46(1971)
|プラスチックレンズ
|ネジ止め
|交通信号灯器
|角丸
|あり
|-
|初代(ロゴあり)
|昭和47(1972)~昭和48(1973)年9月
|プラスチックレンズ
|直貼り
|交通信号灯器
|角丸
|あり
|-
|初代(ロゴあり)
|昭和48(1973)年10月~昭和50(1975)
|プラスチックレンズ
|ネジ止め
|歩行者用交通信号灯器
|角丸
|あり
|-
|初代(ロゴなし)
|昭和50(1975)~昭和53(1978)
|プラスチックレンズ
|ネジ止め
|歩行者用交通信号灯器
|角丸
|なし
|-
|過渡期
|昭和52(1977)~昭和53(1978)年7月
|二重網目レンズ
|ネジ止め
|歩行者用交通信号灯器
|角丸
|なし
|-
|S53.8型
|昭和53(1978)年8月
|二重網目レンズ
|ネジ止め
|金属製歩行者用交通信号灯器
|角丸
|なし
|-
|S53.10型
|昭和53(1978)年9月~11月
|二重網目レンズ
|ネジ止め
|金属製歩行者用交通信号灯器
|やや角丸
|なし
|-
|S54型
|昭和53(1978)年12月~昭和55(1980)年
|二重網目レンズ
|ネジ止め
|金属製歩行者用交通信号灯器
|角付き
|なし
|-
|第二世代
|昭和55(1980)~昭和59(1984)
|二重網目レンズ
|ネジ止め
|金属製歩行者用交通信号灯器
|角付き
|なし
|-
|第三世代(前期)
|昭和58(1983)~平成9(1997)年8月
|ガラスレンズ
|ネジ止め
|金属製歩行者用交通信号灯器
|角付き
|なし
|-
|第三世代(後期)
|平成9(1997)年9月~平成22(2010)
|ガラスレンズ
|ネジ止め
|U形歩行者用交通信号灯器
|角付き
|なし
|-
|第四世代(前期)
|平成13(2001)~平成21(2009)年12月
|LED拡散型
|ネジ止め
|U形歩行者用交通信号灯器
|角付き
|なし
|-
|第四世代(後期)
|平成21(2009)年12月~平成22(2010)
|LED拡散型
|ネジ止め
|交通信号灯器(歩行者用)
|角付き
|なし
|}
== 擬態・逆交換について ==
おにぎり歩灯は、規格がほとんど変わらなかったことから、前代の筐体に後代のレンズを換装したり、その逆を行ったりということが容易にできた。そのため、筐体・レンズ・庇などが上記の分類とは全く異なる状態になっていることがある。この現象を'''擬態'''(ぎたい)と呼ぶことがある。主に老朽化したレンズの交換が多く、初代のプラスチックレンズが焼け視認性が悪くなった場合に第三世代のガラスレンズに換装する例が最も多く、このパターンがよく擬態と呼ばれる。
一方、筐体は第二世代、あるいは第三世代以降でありながら、庇の形状が初代だったり、ロゴが入っていたりすることもある。この場合、もともと後代の灯器が設置されていたものを何らかの形で蓋ごと初代のものに交換した、と捉えることができ、このような現象を'''逆交換'''(ぎゃくこうかん)と呼ぶことがある。
あらゆる部品に互換性があるため、「筐体は第二世代」「赤レンズはガラスレンズ」「青レンズは樹脂のレンズ」「庇は初代」「表面が黒塗装」と言ったキメラのようなおにぎり歩灯が存在していたことがある<ref>銀連放送.[https://youtu.be/eWJ1WRQbZI8 原型を全くとどめていないおにぎり].(YouTube)</ref>。


== 西日対策・その他 ==
== 西日対策・その他 ==