「画像式車両感知器」の版間の差分
警交仕規第1014号 (トーク | 投稿記録) 編集の要約なし |
警交仕規第1014号 (トーク | 投稿記録) →用途: メリットデメリット |
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=== リコール制御 === | === リコール制御 === | ||
交通量が少ない従道路に設置し、車両感知時のみ従道路を青信号にする制御である。感応式制御。[[押ボタン箱]] | 交通量が少ない従道路に設置し、車両感知時のみ従道路を青信号にする制御である。感応式制御。[[押ボタン箱]]と併用して使用する場合が多い。超音波式車両感知器では感知しづらい細街路や停止線直上に感知器が設置できない場合等に使用される。 | ||
=== 全感応制御 === | === 全感応制御 === | ||
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=== 交通量計測(ギャップ感応制御) === | === 交通量計測(ギャップ感応制御) === | ||
主要道路などに設置し、通過台数を計測し交通管制センターに送信する。このデータを元に制御を調整する。 | 主要道路などに設置し、通過台数を計測し交通管制センターに送信する。このデータを元に制御を調整する。 | ||
== メリット・デメリット == | |||
=== メリット === | |||
* 高性能であり検知漏れが発生しづらい | |||
リコール制御では[[超音波式車両感知器|超音波式]]等は感知器の真上(停止線のすぐ手前)で止まらないと認識しない。また、二輪車等も感知しづらい。画像式ではそのような場合でも正確に感知可能である。 | |||
* 台数の測定が可能 | |||
台数計測が可能であるため、全感応制御、右折車感応制御では滞留車両の台数を感知でき、より高度な制御が可能である。 | |||
* 設置の自由度が高い | |||
停止線のほぼ真上から、Far side側まで様々な位置に取り付けることができる。 | |||
=== デメリット === | |||
* 高価 | |||
他の方式より高価であるため、リコール制御等に用いられることは少ない。 | |||
== 参考文献 == | == 参考文献 == | ||
<references />{{デフォルトソート:がぞうしきしゃりょうかんちき}} | <references />{{デフォルトソート:がぞうしきしゃりょうかんちき}} | ||
[[カテゴリ:感知器]] | [[カテゴリ:感知器]] |