「音響ポール」の版間の差分
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2025年3月31日 (月) 10:18時点における最新版

音響ポール(おんきょうぽーる)とは、主に大阪府で設置される円筒状の装置である。音響式視覚障害者用交通信号付加装置のスピーカーと視覚障害者用押ボタン箱が一体化した構造である。
概要[編集 | ソースを編集]
音響式視覚障害者用付加装置のスピーカーは普通歩行者用灯器の付近に設置するため、地上から3m前後の位置にスピーカーが設置されることになる。一方で、音響ポールは地上から約1mの位置にスピーカーが設置されることになり、聞き取りやすいとされている[1]。また、視覚障害者用押ボタン箱の機能を有することが多く、夜間等の鳴動停止時間帯にボタンを押下することで音響信号が鳴動する。
構造[編集 | ソースを編集]
音響ポールは以下の機能を有するものが多い。
スピーカー[編集 | ソースを編集]
基本的には横断歩道に向けて車道側に1個のスピーカーが配置される。ただし中央分離帯の安全地帯等に設置される個体では筐体両側に2個スピーカーが配置される場合もある。
押ボタン[編集 | ソースを編集]
ほとんどの場合視覚障害者用押ボタン箱と同等の機能を有する押ボタンがスピーカー下部に配置される。表示部は無いものが多く、表示板に「盲人用押ボタン」「視覚障害者用押ボタン」などの表示がされる。一部の個体では高齢者等用押ボタン箱の機能を有する押ボタンが設置されている。
点字表示[編集 | ソースを編集]
音響ポール上部に音響ポールの説明、方角表示などの点字が用意されているものが多い。また、LED付音響ポールでは青になったときこの部分が振動する。
補助灯器[編集 | ソースを編集]
近年設置が行われているLED付音響ポールでは、押ボタン上部の両面に歩行者灯器と同様の動作を行うランプが設置されている。これにより歩行者灯器の視認が難しい視覚障害者等の横断を補助する。灯火は赤灯火が四角形、青灯火が円形に配置されており色覚弱者にも配慮している。
種類[編集 | ソースを編集]
側柱式[編集 | ソースを編集]
信号柱等に自在バンドを用いて設置する。
自立式(ベース式)[編集 | ソースを編集]
側柱式より長い音響ポールを直接自立設置する。
参考文献[編集 | ソースを編集]
- ↑ Guideway視覚障害者歩行誘導ソフトマット,これがあったら渡れる!みんなの安全を守るLED付音響装置, https://guideway.jp/interview/shinohara-denki_led-onkyo-signal/ ,2025-03-31参照