「信号柱」の版間の差分
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警交仕規第1014号 (トーク | 投稿記録) 加筆 |
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信号灯器は高所への設置が基本であり、そのためには柱が必要不可欠である。これに用いる柱を信号柱という。 | 信号灯器は高所への設置が基本であり、そのためには柱が必要不可欠である。これに用いる柱を信号柱という。 | ||
== 種類 == | |||
=== [[コンクリート柱]](CP) === | === [[コンクリート柱]](CP) === | ||
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ほとんどのものが根本から先端まで同じ太さである。 | ほとんどのものが根本から先端まで同じ太さである。 | ||
内線式鋼管柱ではケーブルを柱内に通線することができる。また、補助ボックスや電源箱用の台座の溶接や端子箱の内蔵などの機能の付加もできる。 | |||
根元付近に点検口が備えられている場合が多い。 | |||
=== [[複合柱]] === | === [[複合柱]] === | ||
[[鋼管柱]]のうち、街路灯等の他設備と兼用の複合的な機能を持つ信号柱。管轄が警察ではなく道路管理者になる場合が多い。 | |||
=== [[デザイン柱]] === | === [[デザイン柱]] === | ||
鋼管柱のうち、景観等に配慮しデザイン性を持つ信号柱。複合柱である場合が多い。 | 鋼管柱のうち、景観等に配慮しデザイン性を持つ信号柱。複合柱である場合が多い。 | ||
[[デザイン灯器]]と共に設置される場合がある。 | |||
=== 借用柱 === | === 借用柱 === | ||
警察が電力会社・NTT等の企業から信号灯器等の設置のために借用した柱。建柱費用が不要であるため使用料を含めても安上がりであるが、その電柱の更新や移設時に信号工事も行う必要がある。 | 警察が電力会社・NTT等の企業から信号灯器等の設置のために借用した柱。建柱費用が不要であるため使用料を含めても安上がりであるが、その電柱の更新や移設時に信号工事も行う必要がある。 | ||
== 動向 == | |||
近年は信号柱の老朽化が進行しており、倒壊事故も発生している。そのため信号柱建替が急務であるが、高コストで時間がかかる工事であるため実施できていない地域も見られる。一般に鋼管柱の方が丈夫で長寿命であるため、多くの都道府県で[[鋼管柱]]が主流になっているが、道路工事や仮設用では安価な[[コンクリート柱]]が用いられる場合もある。また、青森県などの一部県では今でも[[コンクリート柱]]が主流である。 | |||
== 参考文献 == | == 参考文献 == | ||
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[[カテゴリ:信号柱| ]] | [[カテゴリ:信号柱| ]] |