「鉄板灯器」の版間の差分
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かつては長野県にも存在した。 | かつては長野県にも存在した。 | ||
== | == 日本信号 == | ||
殆どが自社製造。京三製のものと類似しているが、底面に二つのくぼみがあること、ゴムキャップの色や庇の形などから区別することができる。[[濃色レンズ]]を好む群馬県へ向けたスタンレー群馬濃色網目レンズを搭載した灯器が存在する。また、250mmの灯器が他メーカーと違い小型のフードが内側に取り付けられた所謂内庇灯器が存在する。比較的[[DX形灯器|DX型灯器]]からの移行が早く、多く設置されている。 | 殆どが自社製造。京三製のものと類似しているが、底面に二つのくぼみがあること、ゴムキャップの色や庇の形などから区別することができる。[[濃色レンズ]]を好む群馬県へ向けたスタンレー群馬濃色網目レンズを搭載した灯器が存在する。また、250mmの灯器が他メーカーと違い小型のフードが内側に取り付けられた所謂内庇灯器が存在する。比較的[[DX形灯器|DX型灯器]]からの移行が早く、多く設置されている。 | ||
[[ファイル:溶接台座と通常取り付けの違い.png|サムネイル|343x343ピクセル|左が溶接台座、右が通常の庇取り付け。直接庇を台座に溶接しているのが分かる。]] | [[ファイル:溶接台座と通常取り付けの違い.png|サムネイル|343x343ピクセル|左が溶接台座、右が通常の庇取り付け。直接庇を台座に溶接しているのが分かる。]] | ||
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== 京三製作所 == | == 京三製作所 == | ||
使われている[[レンズ]]は基本的に[[日本信号]]製と同じであり、細かい形状の違いを観察しないと両者を見分けるのは難しい。[[京三製作所|京三]]製は日本信号製と異なり、底面に2本の溝が存在しない。また、下側の台座が存在しないものはほとんど全てが京三製である<ref group="注釈">逆に、下側の台座があるタイプが京三製でないとは限らない。</ref>。[[警交仕規]] | 使われている[[レンズ]]は基本的に[[日本信号]]製と同じであり、細かい形状の違いを観察しないと両者を見分けるのは難しい。[[京三製作所|京三]]製は日本信号製と異なり、底面に2本の溝が存在しない。また、下側の台座が存在しないものはほとんど全てが京三製である<ref group="注釈">逆に、下側の台座があるタイプが京三製でないとは限らない。</ref>。[[警交仕規]]第23号準拠。[[初期丸形灯器]]である[[宇宙人|宇宙人灯器]]の製造期間が他メーカーと比べると大変長い為か、3メーカーの中では最も登場が遅い。 | ||
他メーカーに比べて筐体タイプの地域差が大きい。大きく分けると東日本のものと西日本のものに分けられるが、細かく分けると関東型、関西型、東京型、埼玉型、偽関東型、偽関西型、偽東京型…などに分類できる。 | 他メーカーに比べて筐体タイプの地域差が大きい。大きく分けると東日本のものと西日本のものに分けられるが、細かく分けると関東型、関西型、東京型、埼玉型、偽関東型、偽関西型、偽東京型…などに分類できる。 | ||
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==== 関西型 ==== | ==== 関西型 ==== | ||
西日本に設置されたタイプ。台座が存在せず、[[フード]]がレンズ縁に取り付けられている。 | |||
== 陸運電機 == | |||
昭和53年頃に先述の小糸工業からODM提供を受けて製造。小糸工業純正のものと殆ど違いがない。 | |||
=== [[斜め庇|斜め庇型]] === | |||
先述の小糸工業製のものと殆ど違いがない。ただし、銘板の型式が若干異なり、陸運銘板のものはRDHとなっている。 | |||
== 関連項目 == | == 関連項目 == |