「素子欠け」の版間の差分

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LED式の信号灯器はレンズ内にLED(発光ダイオード)を敷き詰めた形となっているが、このLEDの輝度低下、あるいは消灯により全体的な輝度が低下することがある。
LED式の信号灯器はレンズ内にLED(発光ダイオード)を敷き詰めた形となっているが、このLEDの輝度低下、あるいは消灯により全体的な輝度が低下することがある。


素子はたくさんあるため、1つ欠けた状態であればあまり支障はないが、面拡散型のレンズなどを使用している場合や、小糸工業のC型ユニットのように素子数がもともと少ない場合においては顕著な輝度低下になることもある。
素子はたくさんあるため、1つ欠けた状態であればあまり支障はないが、[[面拡散]]型のレンズなどを使用している場合や、[[コイト電工]]のC型ユニットのように素子数がもともと少ない場合においては顕著な輝度低下になることもある。


LEDそのものが故障した場合その素子のみが滅灯する場合が多く、視認性に大きな影響を与える場合は少ない。しかし、LEDユニット内の回路異常により、直列接続された素子をつなぐ系統が何かしらの原因で断線すると、その系統に繋がる素子全てが消灯する。多くのLED灯器では断線しても完全滅灯しないよう、点灯系統を複数に分けているため、この場合は歯車のような点灯パターンになる場合が多い。特に[[星和電機]]の[[薄型LED灯器]]などで顕著な症状である。
LEDそのものが故障した場合その素子のみが滅灯する場合が多く、[[視認性]]に大きな影響を与える場合は少ない。しかし、LEDユニット内の回路異常により、直列接続された素子をつなぐ系統が何かしらの原因で断線すると、その系統に繋がる素子全てが消灯する。多くのLED灯器では断線しても完全滅灯しないよう、点灯系統を複数に分けているため、この場合は歯車のような点灯パターンになる場合が多い。特に[[星和電機]]の[[薄型LED灯器]]などで顕著な症状である。


LED式の場合、素子そのものを交換することが難しい(あるいはできない)ものがあり、大抵の場合はユニットごと交換される。そのため、多少の素子欠けの場合は放置されることが多い。
LED式の場合、素子そのものを交換することが難しい(あるいはできない)ものがあり、大抵の場合はユニットごと又は灯器ごと交換される。そのため、多少の素子欠けの場合は放置されることが多い。


2025年3月29日現在、概ね製造から15年以上経過した[[厚型LED灯器]]等の素子欠けがかなりみられる。薄型LED灯器、強いては[[低コスト灯器]]であれども見られることもある。
2025年3月29日現在、概ね製造から15年以上経過した[[厚型LED灯器]]等の素子欠けがかなりみられる。薄型LED灯器、強いては[[低コスト灯器]]であれども見られることもある。